なにわの社労士発~「今日もこんなええことありました」 | 経営者会報 (社長ブログ)
人とのご縁を大事に仕事をしています。「今日もこんなええことありました」という気づきをみなさんと共有できればと思います。
会社を辞めて資格で独立開業を考えておられる方に
社労士に新規登録される方には年配の方もたくさんおられます。
在職中に資格を取り、定年退職後に年金をもらいながら
在職中の経験を活かし、小遣い稼ぎに仕事をしてみるか、といった人たちです。
実はそういった方から開業相談をよく受けるのですが
共通して感じることがあります。
それらは、年代関係なく会社を辞めて独立開業しようと考える人にとっても
必要な情報かと思いますのでブログで共有させていただきます。
私自身も11年間、会社勤務をして、司法書士事務所、会計事務所、そして
労働基準監督署で勤務をしてから開業しました。
元々自営業をするなんてこれっぽっちも思っていなかったので
「給料をもらう人」から「自分で稼ぐ人」への意識の切り替えに時間がかかりました。
「給料をもらう人」のときは、給料が安いとかボーナスが出ないとか色々あるかもしれませんが
基本的に持ち出しはありませんよね。
移動の交通費は全額会社負担。備品や事務机もあって当然。
自分が使った電話代やインターネットの接続費用を請求されることもありません。
入ってくる給料はすべてプラスです。自分の自由に使うことができます。
ところが「自分で稼ぐ人」になった瞬間に、入ってくるお金は
支払いのためのお金になります。
それどころか、お金が入ってくる前に、支払いが先行するのが
「事業を始める」ということなのです。
開業相談に来られる人の話を聞いていると
まずお金を使うことにすごく抵抗がある人が多いように思います。
名刺にはコストをかけず、ホームページなんてとんでもない、なんてなると
どうやって自分の情報を他人に伝えるのかなぁって思ってしまいます。
お金が入ってから支払い、と考えていたとすれば大きな間違いです。
お金が入ってくる仕組みをつくるために先に支払いがやってくるものなのです。
さらに、皆に共通していることは、面談のときに、会社員時代の実績を
事細かに説明し、「自分にしかそれはできない」と思い込んでる人が多いことです。
勤めていた会社ではそれができる人はご自分しかいなかったかもしれませんが
世間には同じことができる人がたくさんいます。
必死で勉強して取った社労士資格さえも
同じ資格を持っている人が世の中にはわんさといるのです。
もちろん勤務時代に積んだ経験は仕事の中で活かすことができます。
しかし、あくまでも御客様のニーズがあることが先です。
例えば紹介で御客様のところに行ったときに
自分ができることだけを延々としゃべり続ける社労士ってどうでしょう。
我々の仕事は御客様の困りごとを解決する仕事です。
まずは御客様の話を聞き、その解決手段のひとつの提案として
自分の経験を例を出すくらいに留めておいたほうがいいです。
なぜならば、あなたの会社でのやり方は、あくまでもその会社でのルールや
慣習に沿ったものでしかないからです。
さらに御客様を紹介してもらえる人脈の作り方ですが
会社の看板をはずしても、あなた個人を応援してくれる人脈を
在職中につくっておくべきです。
開業しようと思ったらまずは開業案内を出すリストを整備し
主だった人にはあいさつに出向くという行動を起こすことです。
このときに注意すべきことは、あなたの行動は相手の時間を
奪っているという意識を持つことです。
アポイントを取ること、時間を守ることは常識ですが
時間を割いてくれたことに対して感謝の気持ちを示すべきです。
可能であれば相手にとって有益な情報を個別に準備すべきでしょう。
その情報は自分の仕事の売り込みではなく、あくまでも相手視点で考えることです。
資格を取って開業すれば仕事が降ってくるわけではなく
自分で頭を下げて、まずはあなたのことをよく知っている人に
まずは自分の仕事を説明し、応援してもらえるようにお願いするべきです。
私の初めての御客様は幼馴染のお兄さん(税理士さん)が紹介してくださいました。
社労士としての経験はなかったけれども、私の人となりをよく知っておられたので
開業祝いにご紹介してくださったのです。
既に自分と付き合いがある人からの紹介を受けられないのに
開業してから異業種交流会とかで知り合った人から紹介を受けられるはずがありません。
さらに意識すべきは
・会社員時代の感覚を脱ぎ捨て、収益を得るために投資をするマインドを持つこと
・自分ができることを整理した上で、まずは人の話を聞くことに徹すること
・資格を持っている、経験があることだけで仕事が沸いてくることはないこと
・まずは自分の知っている人に自分の仕事を知ってもらうこと
・人に話しを聞いてもらうためには、まずその人の役にたつことを自分が先にすること
・社労士とはどういう仕事なのかを体感するために、まずは社労士会に積極的に参加をして他の社労士の話を聞くこと
などがあげられるでしょう。
ホームページの作成やメルマガ・ニュースレターの配信など、情報発信のためにやるべきことは
その他たくさんありますが、(これら詳細は拙著『稼げる社労士の集客術』に書いています)
まずは自分の周りにいる人に応援してもらえる自分になることを
考えて行動に移すことが先決です。
お金を使うのが嫌な人。人に頭を下げたり、行動するのが面倒、おっくうな人は、
投資をしたところで回収できない可能性があります。
はっきり言って自営業には向いていません。
独立開業はあきらめて、他に年金等収入があるのであれば、行政協力だけに参加をする、
社労士会の仕事を手伝うなどの選択をすれば投資もありませんし、
適当に時間もつぶれるのでよいかと思われます。
自営業の世界はとても厳しいです。
自分の看板を自分でつくりあげていかなければなりません。
片手間でできるものではないので、やるならやるで本気でやっていただくようお願いします。
在職中に資格を取り、定年退職後に年金をもらいながら
在職中の経験を活かし、小遣い稼ぎに仕事をしてみるか、といった人たちです。
実はそういった方から開業相談をよく受けるのですが
共通して感じることがあります。
それらは、年代関係なく会社を辞めて独立開業しようと考える人にとっても
必要な情報かと思いますのでブログで共有させていただきます。
私自身も11年間、会社勤務をして、司法書士事務所、会計事務所、そして
労働基準監督署で勤務をしてから開業しました。
元々自営業をするなんてこれっぽっちも思っていなかったので
「給料をもらう人」から「自分で稼ぐ人」への意識の切り替えに時間がかかりました。
「給料をもらう人」のときは、給料が安いとかボーナスが出ないとか色々あるかもしれませんが
基本的に持ち出しはありませんよね。
移動の交通費は全額会社負担。備品や事務机もあって当然。
自分が使った電話代やインターネットの接続費用を請求されることもありません。
入ってくる給料はすべてプラスです。自分の自由に使うことができます。
ところが「自分で稼ぐ人」になった瞬間に、入ってくるお金は
支払いのためのお金になります。
それどころか、お金が入ってくる前に、支払いが先行するのが
「事業を始める」ということなのです。
開業相談に来られる人の話を聞いていると
まずお金を使うことにすごく抵抗がある人が多いように思います。
名刺にはコストをかけず、ホームページなんてとんでもない、なんてなると
どうやって自分の情報を他人に伝えるのかなぁって思ってしまいます。
お金が入ってから支払い、と考えていたとすれば大きな間違いです。
お金が入ってくる仕組みをつくるために先に支払いがやってくるものなのです。
さらに、皆に共通していることは、面談のときに、会社員時代の実績を
事細かに説明し、「自分にしかそれはできない」と思い込んでる人が多いことです。
勤めていた会社ではそれができる人はご自分しかいなかったかもしれませんが
世間には同じことができる人がたくさんいます。
必死で勉強して取った社労士資格さえも
同じ資格を持っている人が世の中にはわんさといるのです。
もちろん勤務時代に積んだ経験は仕事の中で活かすことができます。
しかし、あくまでも御客様のニーズがあることが先です。
例えば紹介で御客様のところに行ったときに
自分ができることだけを延々としゃべり続ける社労士ってどうでしょう。
我々の仕事は御客様の困りごとを解決する仕事です。
まずは御客様の話を聞き、その解決手段のひとつの提案として
自分の経験を例を出すくらいに留めておいたほうがいいです。
なぜならば、あなたの会社でのやり方は、あくまでもその会社でのルールや
慣習に沿ったものでしかないからです。
さらに御客様を紹介してもらえる人脈の作り方ですが
会社の看板をはずしても、あなた個人を応援してくれる人脈を
在職中につくっておくべきです。
開業しようと思ったらまずは開業案内を出すリストを整備し
主だった人にはあいさつに出向くという行動を起こすことです。
このときに注意すべきことは、あなたの行動は相手の時間を
奪っているという意識を持つことです。
アポイントを取ること、時間を守ることは常識ですが
時間を割いてくれたことに対して感謝の気持ちを示すべきです。
可能であれば相手にとって有益な情報を個別に準備すべきでしょう。
その情報は自分の仕事の売り込みではなく、あくまでも相手視点で考えることです。
資格を取って開業すれば仕事が降ってくるわけではなく
自分で頭を下げて、まずはあなたのことをよく知っている人に
まずは自分の仕事を説明し、応援してもらえるようにお願いするべきです。
私の初めての御客様は幼馴染のお兄さん(税理士さん)が紹介してくださいました。
社労士としての経験はなかったけれども、私の人となりをよく知っておられたので
開業祝いにご紹介してくださったのです。
既に自分と付き合いがある人からの紹介を受けられないのに
開業してから異業種交流会とかで知り合った人から紹介を受けられるはずがありません。
さらに意識すべきは
・会社員時代の感覚を脱ぎ捨て、収益を得るために投資をするマインドを持つこと
・自分ができることを整理した上で、まずは人の話を聞くことに徹すること
・資格を持っている、経験があることだけで仕事が沸いてくることはないこと
・まずは自分の知っている人に自分の仕事を知ってもらうこと
・人に話しを聞いてもらうためには、まずその人の役にたつことを自分が先にすること
・社労士とはどういう仕事なのかを体感するために、まずは社労士会に積極的に参加をして他の社労士の話を聞くこと
などがあげられるでしょう。
ホームページの作成やメルマガ・ニュースレターの配信など、情報発信のためにやるべきことは
その他たくさんありますが、(これら詳細は拙著『稼げる社労士の集客術』に書いています)
まずは自分の周りにいる人に応援してもらえる自分になることを
考えて行動に移すことが先決です。
お金を使うのが嫌な人。人に頭を下げたり、行動するのが面倒、おっくうな人は、
投資をしたところで回収できない可能性があります。
はっきり言って自営業には向いていません。
独立開業はあきらめて、他に年金等収入があるのであれば、行政協力だけに参加をする、
社労士会の仕事を手伝うなどの選択をすれば投資もありませんし、
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