なにわの社労士発~「今日もこんなええことありました」 | 経営者会報 (社長ブログ)
人とのご縁を大事に仕事をしています。「今日もこんなええことありました」という気づきをみなさんと共有できればと思います。
2008年08月30日(土)更新
定年退職者相談会
私が楽しみにしている仕事のひとつに
「定年退職者相談」というものがあります。
私が社労士資格取得後に勤務をしていた
会計事務所時代からのお客さまで
年間20人くらいの定年退職者がおられ
その方達を対象に、個別相談会を行うというもので
お客さまの人事部担当者と私とで企画から立ち上げ
今年で6年目になります。
昨年からは58歳以上の方を対象にFPの方や
会社の401Kの担当者、人事企画部の人と
一緒に半日の集合研修も担当させていただいております。
定年退職者相談の何が楽しいかというと
今まで40年近くも社会人をされてきた方と
対面で一対一でお話ができるということです。
この会社さんは継続雇用制度を導入されているので
60歳で退職される方もいれば、
そのまま継続雇用の方もいらっしゃいます。
継続するかどうかは個人の選択です。
60歳以降のライフプランについて、色々お話を伺ったり
あと今までの社会人生活での武勇伝(?)をお聞きしていると
どちらが相談者なのかわからなくなることも・・・(笑)
もちろん会社から費用をいただいて「仕事」でやってますので
お伝えしなければならないことは全部お伝えしていますが
私が聞き手に回る「人生論」の話が長くなり、時間延長のこともしばしばです。
定年退職者相談の実施日から実際の退職までに少し期間がありますので
実際の退職のときになって「えっと・・・健康保険はどうするんでしたっけ?」と
ご相談の電話やメールをいただくこともしばしば。
中には定年退職後の起業について、
税理士さんのご紹介を依頼されたこともあります。
でもこうしてご縁がつながることをうれしく感じています。
3年前に会計事務所を退職するときに、
「この仕事だけは引き続き担当させてほしい」と
お願いして快諾をいただきました。
思い切ってお願いをしてみてよかったです。
快諾してくださった会計事務所の上司には大感謝です。
人生の先輩から学ぶことはたくさんあります。
私も常に情報をUP DATEして定年退職者の方の
少しでもお役に立てるよう精進したいと思います。
2008年08月29日(金)更新
小学校の親子清掃に参加
2学期開始を前に今日は子ども達が通う小学校の
全校登校日と親子清掃日でした。
私には小学6年生の娘と小学3年生の息子がいます。
子ども達が生まれた後もずっと仕事は続けていたので
お勤めのときは、こういった平日の行事に参加することは
ありませんでした。
今年は上の娘のクラスの学級委員になったこと、
また今日はちょうど午後から地元の社会保険事務所で
ねんきん相談の予定だったので、初めて親子清掃に参加しました。
低学年のクラスは、たくさんの親御さんが来られてましたが
高学年になると学級委員しか来ていません。
しかもうちのクラスの学級委員さんはみんな仕事を持っているので
今日は私だけでした。
途中でもうひとり参加してくださり、子どもが勉強する教室の窓ガラスを
二人で濡らした新聞紙で磨きました。
これまで仕事を理由にして、学校行事には協力できませんでしたが
自分の子どもも含め、子ども達が気持ちよく過ごせるよう
誰かがこの役割をずっと担ってきてくださったんだなぁと
思うと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
仕事と地域活動。
どちらを優先するかと聞かれたら迷わず「仕事」と答えますが
私のしている仕事で、地域活動に従事してくださる専業主婦のみなさんの
ご主人の就業環境を守ることができれば、みなさんに対する
お返しになるのかなぁと考えています。
仕事を通じて自分ができる社会貢献をいつも考えていたいと思います。
2008年08月28日(木)更新
辛口女王本領発揮!他人の時間を大切にすること
今日の夕方、うちの事務員さんを凍らせてしまう出来事が起こりました。
ありがたいことに、今すごいご相談のラッシュ(?)で机の上は書類だらけ。
(古芝さん、スイマセン。整理ができてなくて。
確実に1時間以内に使わない書類もあったと思います)
今日は1日、外には出ずに事務処理ができるという
本当に大切な日でした。
そんな日の夕方に携帯電話が鳴りました。
見ると知らない人からの電話です。
一度でも携帯でお話した方はほとんど登録をしているので
登録がないというのは「初めてかかってきた電話」ということになります。
「もしもし●△です。いや~お久しぶりです。実は事務所の前にいまして
ぜひ寄らせていただきたいのです。事務所移転されてすぐに挨拶に
来れなくてすいません。」
●△は伏字ではなく、本当に聞き取れませんでした。
でもあまりに親しく話されるので「どちら様ですか?」とも聞けず
また本当に事務所の前まで来られているようでしたので
「どうぞお越し下さい」と申し上げました。
来られると、ある勉強会でご一緒の方でした。
新しい事業を始めたので、とりあえず会える人には全員会っているとのこと。
営業マンの鉄則であるのか、本題は切り出さず、どうも私に
「どんな商品を扱ってるのですか?」と聞かせようとしている様子がありありでした。
「いや~たくさんの人に会ってると別に商売の話をしなくても
中には仕事につながる人もいるので、とりあえず片っ端から
人に会ってるんです」
「ブチッ」
私の中で何かが切れました。
「失礼ですが、他人の時間の価値というものを考えたことはありますか?」
あ・・・言っちゃった。
できるだけ押さえたつもりなのですが、
昨日もある方とお話をしていて
「時間ほど大事なものはない。自分の時間以上に他人の時間を大切にっていうのを
いつも心がけないとダメだよね」という共通の認識だったので
今日の人は、「ホンマにビジネスマンとしてどないやねん!」というかんじでした。
お客さまが帰られて事務員さんが一言
「いや~ビックリしました。でもあれだけハッキリ言えるってすごいですね」
自分的にも、相手は同じくらいの年の男性だったし、少し言いすぎたかなぁと
普段色々ご相談をしているメンターさんにメールで経緯報告をしたところ
ストレートなのもいいけど
たまにはやんわりと。
なのかな。
バランスよく。
ですよ。
というアドバイスをいただきました。(本文のまま)
よくよく考えてみると、そこまで忙しいのであれば
たとえ事務所の前までお越しになられていたとしても
お断りするか、あらかじめ時間を区切ってお話を始めるべきでした。
何でも他人が悪いということはありません。
文句を言うのであればまずは自分の行動を反省すべきですね。
でもそんな私を支えてくれる事務員さんや
血が上った頭をちゃんと冷却してくださる方が周りにいてくださる
おかげで、なんとか社会生活を送ることができているのだと思います。
人の振り見て我振り直せ。
私自身はいい気づきのきっかけをいただきました。
爆撃を落とされた●△さんには申し訳ないことをしちゃいました・・・
2008年08月28日(木)更新
トクする法律・危ない法律
現在発売中のプレジデントに知り合いの弁護士さんが
記事を書いておられるというので早速、駅の売店で購入しました。
今月号の特集は「トクする法律・危ない法律」です。
もはや「知らなかった!」では済まされない、ということで
法律を知らないリスクについて、たくさんの弁護士さんが
事例を上げて説明されています。
私の知り合いの先生は京都の赤井 勝治先生。
元検事さんです。
今回の特集の中では、「安くて頼りになる弁護士の探し方ガイド」に
意見を寄せられています。
弁護士さんというと敷居が高いイメージがありますが
問題が発生したときに、その問題が大きくなる前に相談して解決すると
費用も少なく、無駄な時間をつかうこともなくなります。
早めの決断が必要ですね。
ただし、今までの経験上、労働者とトラブルになった場合
いきなり弁護士さんに依頼して、代理人として労働者と交渉、ということになると
労働者はがぜん戦闘モードに入ってしまう危険性があります。
戦闘モードに入ると感情論になってしまうので法的解決がむつかしくなります。
トラブルが起こったときはまずは当事者間での解決をめざすことが大事です。
知恵は専門家から借りるにしても、きちんと逃げないで、労働者と向き合って
話をすることが大事ですね。
2008年08月27日(水)更新
従業員さんへのインタビューで感じたこと
今日は雇用支援制度導入奨励金の支給申請準備のため、お客さまのところを訪問しました。
この助成金はハローワークを通じトライアル雇用で人を雇い入れたときに
トライアル期間(3ヶ月)終了後に引き続き対象従業員が
職場に定着するような措置を講じたときに支給申請ができる助成金です。
このお客さまは飲食業を経営されておられます。
3ヶ月のトライアル期間終了後、指導責任者を任命されて
対象従業員さんの指導をされました。
今日はその指導責任者である店長さんの指導内容について
経営者の方を交えて、店長さんにお話をお聞きしました。
私は普段ほとんど経営者の方とお話をしているので
従業員さん視点で仕事の内容をお聞きするのは
会社の状況を知るのにとても役立ちます。
また経営者にとっても、私という第三者と従業員さんが話しているのを
聞いて気づくところもあるようです。
今日は本題のインタビューの後は、秋の宴会メニューの構成について
私も意見を述べさせてもらったりして、楽しかったです。
経営者と従業員さんとの「信頼関係」が見えたときが一番幸せです。
そういう会社にはトラブルは起こらないので。
むつかしいことは抜きにして、「相手を思いやる心」「信じる心」かも。
対人関係をよくする基本ですね。
2008年08月26日(火)更新
はじめまして。 どうぞよろしくおねがいします。
経営者会報ブログ会員のみなさん、はじめまして。
大阪で社会保険労務士をしております井寄奈美(いより なみ)と申します。
このたびご縁をいただきまして、経営者会報ブログの会員となりました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
あ・・・ここで画像を入れようと思いましたがよくわからなかった・・(汗)
高嶋さん、新保さん、次にお目にかかったときに教えてくださいね♪
ブログ歴は2年4ヶ月です。
ライブドアブログの方で「井寄 奈美の社労士日記」
というブログを書いています。
こちらのブログの方では、日々の仕事の中で
たくさんの人と出会い、学んだことをお伝えできればと思っています。
●8月25日(月)今日の学び●
~弁護士先生とのメールのやりとりより。
「紛争に持ち込まれると経営者が不利」
労働時間に関するトラブルが持ち込まれ、ご相談した結果の回答の一部です。
「予防医学」ではありませんが、まずはトラブルが起こらないように
労働環境を整備すること、トラブルが起こっても紛争に発展しないように
円満解決をめざすことが大事ですね。
意地にならない。「負けるが勝ち」です!!
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