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2009年10月23日(金)更新

社労士の仕事は予防医学

昨日は社労士会の研修で弁護士の石井 妙子先生の
お話を聴かせていただきました。
「身近な人事・労務管理上のトラブルの予防と解決策について」というテーマでした。

石井妙子先生は、労働法を専門とされており、
東京地裁の調停委員も長く勤めておられます。

「問題社員」対応の法律実務―トラブル防止の労働法
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私達社労士の手元を離れて、裁判になってしまった
労使トラブルの事例をたくさんご紹介いただき
そうならないためには普段の労務管理をどうしていけばいいのか
ヒントをたくさんいただきました。

私は弁護士さんと一緒にお仕事をさせていただくケースも多いのですが
ほとんどが、大きなトラブルがあり、弁護士さんに相談、その事件については解決。
事件をきっかけに就業規則の見直しや、トラブルがこじれないうちに
普段から気軽に相談ができる専門家を、ということで、弁護士さんから
お客様をご紹介をいただいています。

弁護士さんにお願いをしなければならない事案というのは
年に何回もありませんが、油断していると思わぬところに落とし穴があります。
私達の仕事は予防医学と、再発防止のアフターケアだと認識し
お客様の会社がトラブルに巻き込まれることのないように
いつでもご相談していただけるようにしていきたいと思います。

今日はこれから税理士さんのご紹介で、新規のお客様のところに訪問予定です。
こちらは作戦参謀です。
気を引き締めていってきます。

2009年10月21日(水)更新

経営セミナー準備のためにお客様の会社を訪問

今日は朝から奈良まで出動してきました。
11月6日にある大手ハウスメーカーさんの
協力会社100社の経営者向けの講演をさせていただくことになっています。
今日はご依頼いただいた会社の工場見学に寄せていただきました。

今回の講演は拙著『小さな会社の<トクする>人の雇い方・給料の払い方』
をテキストに、労務管理の基礎知識や
経営者がよく誤解されている事例、
トラブルで困った事例などをご紹介させていただく予定です。

今回は100社という大規模な講演になるので
まずはお客様のところの現場を見せていただきたいと考え
先日打ち合わせでお目にかかった事務局をされている会社の
経営者の方にご無理をお願いして今日の工場見学が実現しました。

広大な敷地の中に、ハウスメーカーの柱や
壁などをつくっている工場が立ち並んでいました。
今まで行った中では、森精機さんの工場の規模くらい大きくて
鉄骨の裁断などがあるので、広い工場でロボットと一緒に
工員さんがお仕事をされていました。

最初30分くらい会社の組織などについてご説明をいただき
その後1時間見学をさせていただきました。
現場に行って色々お話を聞いて、何を話すか
おおよその概要が決まりました。
やはり現場を見せていただくのがいいですね。

見学が終わりお昼になりました。
「何がいいですか?」と聞かれたので
「ラーメンとか、食べたいです」と申し上げると
少しビックリされたようでしたが、
「じゃあ近くにいいお店があるので」と
お連れいただきました。

ラーメンやさんは、他の協力工場の経営者をされていた方が
転身して(息子さんの代に会社を譲り)8年前に始められたお店でした。
すごくおいしかったです。

108

博多長浜ラーメン ひで常
奈良市西九条町3丁目6-12
0742-64-3393
定休日 日曜日及び祝日の月曜日



あ!そして!!
ラーメンを食べながら発見がひとつありました。
社長が経営者会報の読者さんでした。
いつも楽しみにされているとのこと。
色々なところでご縁ってつながってるんだなぁって感じました。

2009年09月22日(火)更新

休みの日もみんな仕事してるなぁ

昨日は1日休日を満喫したいよりんですが
今日は原稿書きに復活。
パソコンに向かっていると、色々メールがやってきます。

サービス業のお客様は営業日なので、業務連絡であったり
セミナーへのお誘い&告知協力依頼。
あと・・取材依頼も。

私のように個人で仕事をしている人だけではなく
小さな会社の経営者は、休みの日もアポ取りとかして
休み明けから即動けるように段取りをされているんだなぁと感心しました。

取材のアポ取りのお電話をいただいたときに
「いよりんさんも今日は当然仕事ですよね」と言われたときは
ちょっと笑いました。
やっぱそういうイメージなんでしょうかね~
ま、実際そうなんですけど(笑)

お休みもあと1日。
もう少し原稿を書き進めたいと思います。
明日はVISAカードのポイントを貯めてもらった商品券で
家族でホテルでお食事をしてきます。
商品券、送り先を自宅にしたのが間違いだった・・(笑)

2009年09月05日(土)更新

お店でお酒をこぼされたときって

今日は、以前の職場の人達との飲み会でした。
1時間くらい遅れていったので、入口に近い席となり
オーダーした飲み物を、お店の人から受け取って
渡す役割をしていました。

ラストオーダーのとき、16人のメンバーのほとんどが
カクテルを頼みました。
みんなに配ってあと2つのところで事件が発生しました。

お店の人がグラスを倒して、私の洋服にお酒がかかったのです。
幸い、ビショビショというわけではなかったのですが
タオルを借りて拭かなければならないくらいでした。

精算が終わって、帰りに当然一言お詫びの言葉をもらえるのかと
思っていましたが、そのままスルーでした。

飲み放題で4,000円のお店だし、どちらかというと
若者相手のかんじなんで、仕方ないのか、と思いました。

お酒をこぼされたときも、ブチ切れてもよかったんですが
その場の雰囲気を壊すと思って、何も言いませんでした。

こういうときって本当に難しいですよね~
洋服は当然クリーニングに出さなければなりませんし
文句も言いたいところなんですけど・・・・

そのお店には二度と行かないと思うし
もしそのお店に誘われたら、店を変えようと言うと思います。
それくらいしか、この腹立たしさを解消させる術はないですよね・・・
なんか、納得いかへんけど。

2009年08月30日(日)更新

セミナー講師は学ぶこと多し

今日は事業再生コンサルタントの方向けの
社内研修の講師をさせていただきました。

テーマは「不況時の労務管理のありかた」ということで
賃金カットや退職勧奨など、シビアな内容のお話をさせていただきました。

退職勧奨の事例を色々上げていると
受講者の中にご自身が退職勧奨を受けて
今の会社に転職をした、という方が数名いらっしゃり
ドキっとしました。

が、彼らも今は経営者に対し、そういう選択のアドバイスをしなければならない
立場であるので、トラブルにならないような勧め方についての質問を
いただきました。

研修終了後はみなさんとお食事を一緒にさせていただき
お酒が少し入った状態で、帰り道にご一緒だった
参加者の一人に研修の感想をお聞きしました。

すると、みなさん大企業からの転職組がほとんどなので
労働基準法の基本は既に知っている。
トラブルになった場合の対応方法、トラブルにならないための
事前準備について重点的に知りたかった、とのことでした。

レジュメを準備していて、ここも、もっと説明をした方が・・と思い
かなり分量が増えた結果、持ち時間もオーバーしちゃいました。

このあたりがいつも悩むところで、「わかってるだろう」前提でやると説明が足らない、
「わからない」前提でやると、深くまで話せない、というジレンマに陥ることになります。

今回は社内研修の講師なので、そんなに肩肘を張らなくてもよかったので
最初にみなさんに何が聞きたいか、を聞けばよかった、と反省しています。

大人数のセミナーのときは、色々なレベルの人が集まっているので
その作戦には無理がありますが、今回のように、参加者のレベルが
一定であると予想される場合は、「先に聞く」作戦でいこうと思います。

講師料をいただいて勉強させていただくなんて申し訳ないですが
ひとつひとつ積み重ねることで、成長のチャンスをいただいた方の
ご恩にいずれ報いたいと思います。

2009年08月26日(水)更新

【取材日記】滋賀ダイハツ販売☆斎藤顧問

今日は次の単行本の執筆のヒントをいただくために
滋賀ダイハツ販売株式会社さんにお邪魔しました。

89
栗東にある滋賀ダイハツ販売さんの本社ビル
今日はお店は定休日だったので静かでした。


92
面談をお願いしたのは斎藤顧問。
大阪輝き塾でいつも御世話になっています。
後藤会長と斎藤顧問とご一緒に。


91
新保さんが、大阪の出版記念パーティの感想を書いたブログ
ご紹介されていた言葉が、こちらにもありました。


今回2冊目の書籍の執筆にあたり、
たくさんの経営者の方のご協力をいただきました。

経営者アンケートに始まり、面談、そしてシークレットセミナー。
経営者の生の声をお聞かせいただくことで
自分が伝えなければならないこと、自分で役に立つことが
だんだん研ぎ澄まされてきました。

何を伝えたくて何のために、誰のために本を書くのかが
見えていないと、読む人に伝わらないと思うんです。

まだ著者初心者なので、偉そうなことは言えませんが
せっかくチャンスをいただいて、本を出すことができるのだから
人の役に立たないと意味がないと、責任を強く感じています。

今週から執筆活動に入っています。
しばらく執筆と本業と二本立てとなりますが
せっかくいただいたチャンスなので1作目を上回る出来となるよう
がんばります!!

2009年08月19日(水)更新

お客様とランチ♪

今日は顧問先のお客様とランチをご一緒しました!
このお客様は30代になったばかりの若手経営者。
今年お正月明け早々に社会保険新規適用の手続きを
お手伝いさせていただきました。

新年早々新適スタートとは今年もいいことありそう♪と
ブログに書いていたお客様です。>>>こちら

その後顧問契約をいただき、ハローワークに求人票を出したり
助成金申請をしたり。
就業規則も作り、着々と組織作りをされています。

起業される前は、某大手メーカーに勤務されていたので
今になって、前の会社の社員を働かせるための仕組みのすごさがわかる、
なんて話をしながらランチをしていました。
食事をご一緒しながらお話をすると、リラックスしていいですね~

お話していて、すごいなぁと思ったのは、私利私欲にかられていないこと。
冷静に状況も分析されていて、今は会社の成長と、いかに従業員さんの
モチベーションを上げていくか、しか考えておられないようです。

会社の中では社長の顔をしていないといけないので
「困った」とか「苦しい」とかは口に出せないとのこと。
大学の同級生と話をしていても、会社勤めの人が多いので
経営者としての悩みを話しても、反応がもひとつだとか。

また息抜きにランチをご一緒しましょう!と申し上げて
ランチタイムを終了しました!
顧問先さんの会社の成長にお役に立つべく、ネットワークを駆使して
いい事例を集めて、お客様にお伝えしたいと思います。

2009年08月18日(火)更新

社会保険新規加入のお客さま!

今日は著者仲間の税理士さんのご紹介で
新規のお客様を訪問してきました。

今まで社会保険に加入されていなかったのですが
そろそろ会社としてちゃんとやっていきたい、ということで
社会保険加入のご相談です。

法律では法人であれば、従業員さんがいなくて
社長1人の会社であっても社会保険には加入しなければなりません。

しかし現実は、社会保険に加入されていない事業所さんが存在します。
社会保険に加入しない理由は、保険料負担があまりにも大きいから。
日々の支払で精一杯なのに、その上社会保険料まで支払えないというのが
社会保険に加入されていない経営者の言い分です。

今まで何社も社会保険の新規適用の手続きをしてきました。
そのまま顧問契約をいただくことが多いのですが
まず初めての社会保険料の請求が来たときにみなさん、驚かれます。
実際は社保から来る請求額の半分は従業員さんから預かっているのですが
そんなことは忘れて、全額請求の金額の大きさに驚くのです。

そして半年も経つと・・
「先生、社会保険料、どうにかなれへん?毎月しんどいわ」
という風に泣きつかれること多数。

なので、今回も経営者が「入る!」って言うてはるにも関わらず
しつこいくらいに「ホンマにええんですか?」と聞いてみました(笑)

こちらの経営者とお話をしていると、今まで色々ご苦労があったようで
やっと従業員さんへの福利厚生をどうにかせな、という余裕ができた、とのこと。

社長はいい目をされていて、ピシっと筋の通ったステキな方でした。
今日もいい出逢いがあったことに感謝☆
色々な経営者とお目にかかって、その経験をお聞かせいただいて
ホンマにええ仕事や、と改めて思いました!

2009年07月26日(日)更新

【明大生との一問百答】人の心をつかむ話し方

<質問>------------------------------

講義で経営者の話を聞くことがあるのですが、ときどき笑いどころを織り交ぜて
受講者のハートをつかみ、かつ、自然体でプレゼンをしている様子をみると、
「最初から(あるいは、学生の頃から)、話の組み立て方が上手だったのかな」
と思うことがあります。

そこで、今は人前で話すことが苦手なのですが、学生のうちにこうした
話法を身につけられればと思っています。

どのようにしたら、自然体で人の心をつかめる話し方ができるのでしょうか。
教えていただければ幸いです。

           (横浜市立大学国際総合科学部 長野勇祐さん)

----------------------------------

先に回答をされた村上 肇さんと比べ、まだ講演の経験は浅いですが
発展途上の私が今、心がけていることをお伝えしたいと思います。

人前で話すために必要なことは事前準備です。
講演などの場合はテーマが決まっていますが、
その内容を受講者に合わせてどのように伝えるか、
自分でなければ伝えられないことは何かを考えて準備をします。

私の場合は社会保険労務士という仕事をしていますので
法律の説明をすることが多いです。
法律で決まっている内容をねじまげてご説明することはできませんが
それぞれの立場に合わせて、ご理解していただきやすいように
説明するためには、事例を織り交ぜることが多いです。

事例(経験)は、私しかしていないものであり、オリジナルのネタになります。
私が通っていた話し方教室である「コトハナセミナー」でも
「経験を語る」というトレーニングを行いました。

相手が興味を持ちそうな話の振り→自分の経験→自分の考え
→相手に行動を起こさせる

が成功パターンかと思います。
(これって本の構成にも使えますね)

コトハナセミナーの場合、10週間に渡り、毎週課題を2分間でスピーチするのですが
原稿を書いて、熱心な人は100回くらい練習をしてからスピーチに挑んでいます。
スピーチも練習する→人前で話す→その経験を次に生かす、で回数を重ねることかなぁと考えています。

常にキーワードは「経験」なんで、毎日ぼーっと過ごさずに
常にチャレンジをしてネタ(経験)を貯めていきたいですね。

ちなみにコトハナセミナーの木下 通之先生はフォレスト出版から
本を出されています。ご参考に。

たった2分で人の心をつかむ話し方(CD付)
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*コトハナセミナーはオリエンテーション・第1講は見学自由です。
次回東京クラスは9月13日(日)が開講のようです。

2009年07月20日(月)更新

【取材日記】有)アイ・コミュニケーション☆平野 友朗氏

書籍の出版や、当事務所のHPのプロデュースなど
御世話になっている、有限会社 アイコミュニケーションの
平野 友朗氏が週末大阪に来られていたので
「労務管理アンケート」の面談をお願いしました。

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平野さんの会社は昨年夏に初めての社員を採用され
その後今年になって4人の社員を採用されました。
業務拡大に向けて着々と人材育成をされています。

インタビューでは平野さんが社員さんを大事に思われている様子が
言葉の端々から感じ取ることができました。

現在ビジネスメールのインストラクター養成事業を展開されており
今回の大阪出張もビジネスメールのインストラクター養成講座のためでした。

平野さんの今後のますますのご活躍が楽しみです。

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会社概要

人事労務に関するコンサルタント業/セミナー運営/社会保険労務士業

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個人プロフィール

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