大きくする 標準 小さくする
前ページ

2010年04月25日(日)更新

愛する人に拒否られるとき

その日は突然やってきました。

「ママ、参観日来なくていいから」

今日(日曜日)は、中学2年生の娘の参観日でした。
単行本の原稿が遅れているので、
「ゴメン、多分行けないよ」と言ってたのですが
「1時間だけやし、やっぱり行こうかな」って言ったときの
娘の答がそれでした。

お友達が、お母さんに来なくていいって言ったらしいので
自分だけだと恥ずかしいから、との理由でした。

小学生の頃は私が行けないときは父親や祖父母に声をかけて
とりあえず誰かが見に来てくれるように段取りしていた娘だったのに・・・

次は行くつもりですが、突然こんな日が来るんだったら
「今日が最後やで」って最後の日を教えてほしかったなぁ

子どもって突然大人になってしまうんですね。

2010年04月22日(木)更新

『辞めさせる本』立命館大学の講義に登場なう

先日増刷が決まりました拙著『トラブルにならない
社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』ですが
今日立命館大学の講義でご紹介いただいたようです。

トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
クチコミを見る


今日の講義は1000名以上の学生さんが受講されていたようです。
講師はこの方、日本唯一のカウボーイ税理士☆ウエスタン安藤さん

137

安藤先生は立命館大学の学生さんに会計学を教えておられます。
その中で『就活にも使える会計学』として
就職する前に経営者の心理を知っておくべきと
この本を薦めてくださったそうです。

これから社会に出る若い人たちには
刺激が強すぎる内容だとは思いますが
どんな社員が経営者から辞めさせたいと思われるのかは
第5章「ケース別問題社員対応法」を
読んでいただければわかるはず。

気を強く持って社会人になっていただきたいと思います。
いや~ しかしえらい時代になってきましたね。

2010年04月21日(水)更新

【明大生との一問百答】かっこいい大人の条件

<質問>------------------------------

 かっこいい大人の条件を3つ教えてください。
             (明治大学商学部 稲田左右吉さん)

----------------------------------


大人になりきれてない井寄です。
私が目指す大人を書いてみます。

お世話になった田中 学さんのお仕事第1号だったので
一番に答えたかったけど、三和めっきの清水さん
先を越されて傷心なうです(笑)

1.金勘定がちゃんとできる人

4方よし(自分・仕入先・得意先・社会)がちゃんとできる人。
自分は我慢してでも他の人がよければ、というのは私は嫌です。
自分が我慢する人はともすれば、他人にも我慢を強要します。

自分も儲けようという欲があれば、他人の時間も自分の時間と
同じように大事にできるはず。

自分の利益ばかり考えている人は論外ですが、
自分も回りもみんなうまくいくように考えられる人が大人だと思う。


2.愚痴を言わない人


周りの人を嫌な気持ちにしない人。
何があっても動じずに前向きに問題解決できる人が大人だと思う。


3.誰に対しても平等に接することができる人

相手をひとりの人間として尊敬し
誰の意見に対しても同じように耳を傾けることができる人が
大人だと思う。
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』めっちゃ好きな言葉です。

ちなみに私にとっての大人ナンバーワンは
稲盛和夫さんです。

2010年04月20日(火)更新

【増刷御礼】辞めさせる本 4刷です!

昨年12月に発売となりました
拙著『トラブルにならない社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』が
おかげでさまで、またまた増刷となり、なんと4刷となりました!
みなさんの応援のおかげです!ありがとうございますっ!

トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
クチコミを見る


4月1日に土井英司さんのビジネスブックマラソンでご紹介いただき
アマゾンですごくランキングが上がりました。
書店さんでも平積みしていただいているところが多く
本当にありがたいことです。

この本を書いたときに考えていたことは

・経営者に「解雇や賃下げは絶対にできない」という呪縛から逃れてもらいたい
・決断をしたときには従業員さんときちんと向き合って、
やるべきことはやって礼を尽くしてほしい。
・雇われる人にもぜひこの本に目を通してもらい中小企業の経営者の
苦しみも感じてほしい


というようなことです。

全国の労働基準監督署に設置されている総合労働相談コーナーに
寄せられる相談で一番多い内容は解雇をめぐるものです。
私も平成17年度に東大阪労働基準監督署で相談員をしていましたが
解雇をめぐる相談が一番多かったと記憶しています。

辞めさせられる社員からすると、職を失い明日からの生活に対する
大きな不安を抱えることになることと、なんで自分が辞めさせられないと
いけないのか!という人間としてのプライドを傷つけられた恨みが
すごいパワーになって、経営者に食ってかかることになるのでしょう。

人を雇うのも経営者の判断であれば
辞めさせるという判断も経営者はすることができます。
法律にも「辞めさせてはいけない」とは一言も書いていません。
書いているのは「辞めさせる場合のルール」です。

しかし、相手は生身の人間です。
しかも会社のために仕事をしてくれた社員さんです。
経営をしていれば、社員さんに辞めてもらうときもあるでしょう。
相手の人格を尊重して、礼を尽くして辞めてもらうことが
「解雇の作法」というべきものかと思います。

経営者をサポートする立場の人間として
自分の持つ情報と経験をこれからも本やブログ
講演で発信していきたいと思います。

【大事なお知らせ】********************
辞めさせる本を担当してくださった編集者さんが
このたびの異動で、経営者会報ブログの事務局に来られました!
田中 学(タナカ ガク)さんと言います。
日本実業出版社 女子社員人気ナンバーワンの30歳イケメン君です。

学さんは、経営者向けの月刊誌『ニュートップL』の編集担当でもあります。
大西さん、酒井さんたちと一緒に若手の視点で
バシバシ中小企業の経営者に切り込んだ記事が期待できます。
みなさん、学さんのこと、よろしくおねがいしますね!!

**************************************

2010年04月19日(月)更新

お好み焼きやさんに学ぶ素人と玄人の違い

海老・カニなどの甲殻類がダメな人って
世の中に結構いると思います。
伊勢海老や松葉カニが食べられなくて残念だと思うけど
本人たちは食べられないのでそれは仕方ないことです。

今日はうちの娘の14回目のお誕生日でした。
家でごちそうをつくってあげられたらよかったんですけど
セミナーのレジュメ作成の締め切りに追われて
外に食べに行くことになりました。

娘に何を食べたい?って聞いたら「お好み焼き」とのこと。
子どもたちが見つけたできたばかりのお店に家族で行くことになりました。

お店はカウンター8席、2人がけのテーブルが2席。
4人がけの座敷が2席の小さなお店でした。
ママさんが仕切って女性3人でお店を切り盛りされていました。

家族4人、各自好きなお好み焼きをオーダーしました。
お好み焼きが大好物の娘なんですが
途中で箸が止まってしまいました。
桜海老が入ってたみたい。
娘は甲殻類がダメなんです。

そのお店は高級店ではないので、苦手な食材は聞かれませんでした。
今まで、たまたまお好み焼きに桜海老が入っているお店に
遭遇したことがなかったのでこちらも油断していました。

そのお店のやり方を見ているとすでにお好み焼きのベースは
玉子以外をすべてひとつの器に入れてセッティングしていたので
桜海老も当然その中に入ってたのでしょう。

例えば知り合いの家に遊びにいって、
お好み焼きに桜海老が入っていても
それがその家のやり方なんだったら仕方ないとあきらめます。

しかし、お店で商売でやるんだったら、海老・カニアレルギーの人もいるって
想定した上で桜海老はオプションにするべきでは・・と思いました。

お好み焼きをうまく焼けるオバチャンは大阪にはたくさんいます。
その中でお金をもらう玄人になるためには、「これが自分の味や」を
出す前に、汎用性のあるベースをつくるべきでは・・・。

今日はこのお店にするか、千房にするか迷ったんですけど
千房では、そんな思いはしたことがありません。
商売としてのサービスが徹底しているのです。

これって商業出版の原稿とブログの関係にも似てると
自分に置き換えて考えてみました。

自分のノウハウを伝えるときに、
これが自分のやり方や、
好きな人だけ、読んでや、というのがブログ。

商業出版の本は、それではダメで
自分のノウハウを汎用性があるものに置き換え
さらに、お好み焼きに慣れている人にも慣れていない人にも
食べてもらえるように、味の引き出し方を工夫する必要がある。

こないだニュートップLの原稿を書かせていただいたときに
某編集者さんに苦言を呈されたのも、
今日のお好み焼きやのオバチャンと
私が同じだったからなんだなぁって感じました。

玄人になるためにはどうすればいいか。
執筆業もそろそろ入門編を通過して
「本業じゃないし」という言い訳も封印して
玄人になるべく、頭も使ってアンテナも張って
真摯に取り組んでいきたいと思います。

«前へ
<<  2010年4月  >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30