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2010年07月21日(水)更新

社労士か占い師か!

昨年12月に『トラブルにならない社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』を出版してから、
従業員数200名以上の企業からの「相談顧問」のご依頼が増えました。

「相談顧問」というのは、従業員の入退社の手続き業務などは
すべて社内のスタッフで処理をされるので
イレギュラーな従業員への対応方法であるとか
雇用契約書や各種規定のチェックなどをさせていただくというご契約です。

法律の知識がより必要になるので
難しい案件の場合は、弁護士さんに相談をしたりしながら
対応をさせていただいております。

以前は杓子定規に判例がどうとか、法律の解釈がこうとか
固く固く考えていました。

しかし、最近は「ちょっとそれはおかしいでしょ」という
自分の直感というか、「人としてどうやねん」という視点で
会社側が出した方針に対してGOもしくはSTOPを
かけるようにしています。

というのは、今までたくさんのトラブルに対応をしてきて
原因が小さなことでもウダウダ長引いてもめるのは
法律の判断で言えばギリギリかもしれへんけど
それはないでしょ、というような道を会社側が選択したときなんですよね。

従業員さんのすべてがすべて法律の知識があるわけではなく
どちらかというと、「うん??なんかこれっておかしいよね」って
感じてからインターネットで調べたり、監督署に行ったりするわけで。

我々は占い師ではないので、きちんとした法律の知識を持っておくことは
もちろんですが、それだけでは解決に向かわないということも
認識した上で、会社がトラブルに巻き込まれないこと、
前向きに仕事をしていける環境を守ることを第一に、
これからも「人として正しいかどうか」判断できるように
自分の感覚を磨いていきたいと思います。

2010年07月21日(水)更新

お薦めの本:『自分の中に毒を持て』

ツイッターで教えてもらったお薦め本です。
先日読了しました!

『自分の中に毒を持て』
~あなたは常識人間を捨てられるか

岡本太郎著 青春出版社


自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)
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今年に入ってある人にこんなアドバイスをされました。

「いよりさん、もっととんがらんとアカンで。
どんどん出る釘になって打たれやな、脱皮でけへんで」



経営者会報ブロガーのあるメンバーの言葉です。
ちゃんと覚えてますか~?
覚えてたらコメントを入れるように(笑)

まさに、岡本太郎さんも同じことを言ってます。
何事についても、惰性的であり、危険を避け
無難であることが美徳とされているのが日本のモラルであるが
敢えて出る釘になって時代をひらくのだと。
出る釘になることこそが情熱であり生きがいであると。

1冊丸々とんがった岡本太郎さんなんですが
女子の愛し方のところはとてもやさしくて
私もタイムカプセルに乗って、岡本氏がパリに
留学していた時代に行きたくなりました。

色々な常識や慣習、責任にしばられて
なんか違うと思いながらそうせざるを得なくて
心の中がもやもやしている人にお薦めの本です。

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