大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2012年05月27日(日)更新

株式会社 創さん 創立10周年記念パーティ

5月26日(土)快晴。
琵琶湖上で村上肇さん率いる株式会社創さんの
創立10周年パーティが開催されました。



村上さんが独立されてから
いや、独立する前からの縁者のみなさんが
集まり、盛大なパーティとなりました。

私は独立して間もない頃に
村上さんが主催されている
e製造業の会で勉強会の講師をさせていただき
村上さんのご縁で中小企業の元気な社長さんたちと
たくさんお目にかかることができました。

そこで出会った社長さんたちのお話を聞くことで
社労士として成長することができましたし
本の執筆にもつながり、みなさんと引き合わせてくださった
村上さんには本当に感謝しています。

これまで私の大阪の出版記念パーティのときは
村上さんに司会をお願いしていました。
今回、そのリベンジ(?)か、私に総合司会のご依頼をいただきました。

事前に進行表をいただいたのですが、「記念式典」とか書いてるし
いつものノリでいこうと気軽に考えていたのですが
かなり緊張感が高まりました。

当日の朝、村上さんを見るとスーツを着ています(当たり前か・笑)
ますます私の緊張感は高まりましたが、経営者会報ブロガーのみなさんの
温かい視線に見守られなんとか大役をこなすことができました。



パーティの様子は古芝さん寺田さんが既に書いておられますが
スタッフおよび奥様のコメントがすごくよかったです。
創という会社で今後何をやっていきたいのか明確に見えました。
また、奥様もおっしゃってましたが
「こんなにたくさんの方に支えられている」ということを
社員の方も実感されたのではと思います。

私は参加者でもあり、スタッフの一員という美味しいポジションをいただき
充実した時間を過ごすことができました。

村上さんの周りに広がる温かい人の輪に入れていただいていることに
感謝です。




2012年05月24日(木)更新

社員がビックリするくらいのボーナスを払いたい!

昨日はお客様の会社に伺い
賃金制度の見直しについて、
社長と人事部長、担当者の方と
面談を行いました。

社長の希望は、ずばり働きに応じた賃金体系に変更を
したいというもの。

今まで温情的に長く勤務をしてくれているので
もうこんな業務も出来るだろう、これくらいの責任を持った仕事ができるだろう
という期待をこめて給料を先払いで払っていたとのこと。

しかし残念ながらある一定のところにいくと
そこから先に能力を伸ばせる社員と、そこで止まってしまう社員がいるとのこと。
全員が機関車になることが難しく、機関車に引っ張ってもらわないと走れない
貨車も存在する。

貨車は貨車で必要なので、それ相応の待遇で仕事をしてもらえばよいのだけれど
問題はみんなの給料を平等に分配しようとすると、できる人に十分な支払いを
することができないことだとおっしゃいました。

機関車になることができる人間はパレートの法則によると
全体の2割ということです。
しかしこの2割が会社を引っ張ってくれることで、会社に利益をもたらし
全体として底上げになります。

そこで社長がおっしゃったのは、「機関車の人間には、賞与明細を見たときにびっくりするくらいの
賞与を支払いたい。そのために、全体の給与の仕組みや評価方法を見直したい」とのご相談でした。

その会社は前期も今期も利益が出て決算賞与を支払うそうです。
上昇気流に乗っているときだからこそ、よりがんばる人にやる気を出してもらい
ますます会社を盛り上げたい、そんな社長の熱い思いが伝わってくる面談でした。

こういった前向きの見直しのときにも、個々を見ると、労働条件の切り下げとなってしまう人も
出てきてしまいます。
しかしそれを怖がっていては「社員がビックリするような賞与」は捻出ができません。

私が社長に申し上げたことは、不利益を被る人には一定期間の経過措置を取ること。
さらに会社として、個々の社員に求めることを明示し、それに対して個々の社員は何をするのか
社員ごとに約束をしてもらうこと。
あるべき社員像になるために研修も行い、教育訓練も行う。
社員の適性を見た上で力を出すことができるポジションを与えるなど
会社もやるべきことがたくさんあります。

「社員がビックリするような賞与を払いたい」と目を輝かせておっしゃる社長。
熱い思いが社員に伝わるように、精一杯お手伝いをさせていただきたいと思います!

**PRタイム**
先日、増刷になりました拙著『小さな会社の正しい給料の下げ方・人件費の減らし方』
タイトルは後ろ向きですが、内容は給料体系の見直しについて書いております。
給料体系見直しの際に、全体の原資はUP、さらに全体の9割の給料が上がるとしても
1割の人は給料が下がってしまうかもしれません。
(見直しをすると結果的にそうなります)

給料が上がる人はよしとして、下がる人に対してはそれなりの対応が必要になります。
今後定年延長も踏まえ、「給料体系の見直し」はどこの会社でも起こりうることです。
ぜひご一読いただき参考にしていただければと思います。

*****

2012年05月23日(水)更新

お江戸で落語初体験

お江戸で落語を初体験しました。
柳家蕎之進さん落語会に参加をさせていただきました。
ゲストで兄弟子の柳家蕎太郎さんも2席受け持たれました。

【演目】
子ほめ            柳家 さん坊
ちりとんてん        柳家 蕎之進
ハンバーグができるまで 柳家 蕎太郎

(中入り)

擬宝珠(ぎぼし)      柳家 蕎太郎
ハワイの雪         柳家 蕎之進



落語って座った状態で、グッズも扇子と手ぬぐいしかなく
衣装も決まっている中で、ひとりで何役も演じ分けて
観客に笑いや涙を提供するのがすごいです。

蕎太郎さんが高座に上がって来られるとき
気配を消しておられる様子がすごく印象的でした。
お話が始まるとまるで、登場人物が蕎太郎さんに
どんどん乗り移って話をしているような錯覚に陥りました。

話し方だけではなく表情仕草まで、演じ分けられていて
ホンマにすごかったです。
あっという間の2時間でした。

そして終了後はパーティに。
パーティで蕎太郎さんと三味線の松永忠一郎さんと
写真を撮っていただきました。





そしてパーティには、私が愛読している
『広告コピーってこう書くんだ!読本』の著者であり
コピーライターの谷山雅計さんが来られていて
名刺交換をしていただきました!



さすがに「写真を一緒に撮ってください」という勇気が
出なかったのですが、こちらの本はタイトル案を出すときに
毎回熟読しているので、ご本人とお話ができてホンマに感動でした!

落語といい、谷山さんとお目にかかれたことと言い
東京ってすごい体験をまとめてできる場所だって
改めて感じました。

無理してスケジュールを組んで行った出張でしたが
行ってよかったです!



2012年05月17日(木)更新

オススメ本 『安藤忠雄・仕事をつくる』

『安藤忠雄 仕事をつくる』を読みました。



日経新聞に連載をされていた「私の履歴書」をまとめたものなので
一度は新聞で読んだ内容でしたが、まとめて読むと
安藤さんの生き方や考えがずんずん伝わってきました。

中に挿入されている安藤さんが設計をされた代表作品の写真が
とってもキレイです。

安藤さんのお名前はもちろん知っていましたが
どんな考えでお仕事をされているのかなどは
全然存じ上げませんでした。
「建築家」として成功されている人というイメージしか
なかったです。

そして今も大阪で仕事を続けておられることも
初めて知りました。

大阪の中之島に桜を植える活動など
大阪のために精力的に活動をされてきたことも
初めて知りました。

大阪はそもそも商人の街であり
官に頼らない市民主導型でまちづくりをしてきたという
歴史があるそうです。

安藤さんの本を読んでそんな大阪のことを誇りに思いましたし
私も大阪人のひとりとして大阪をもっと盛り上げていかなアカンなって
思いました。

そして成功をする人も最初からその舞台にあるのではなく
自分の信念を持ちながらも、
「何のために」「誰のために」を現場で学びながら
柔軟に自分を進化させていき、やがて成功の舞台に上がっているのだと
いうこともわかりました。

ご本の中でも紹介をされていた
サントリーの佐治敬三氏の「やってみなはれ」という言葉を
私も胸に置いて、どんどん前を向いて進んで行こうと思います。


2012年05月17日(木)更新

弁当つくりに学ぶ段取り力

今年の春から息子が中学生になり、息子のお弁当つくりもスタートしました。
息子のお弁当はほぼ毎朝フェイスブックにアップをして
「いいね!」をたくさんゲットしております。
(写真は本日のお弁当です)



3年前に娘が中学生になったときから始まったお弁当つくりは
それまでの私の生活スタイルを一変させるような大きな出来事でした。

私は超夜型人間で、明け方5時まで起きていることはできるけれども
一旦寝たら、朝5時に起きるのは無理!な人間です。

低血圧で朝はボーっとしているのに、朝から包丁や火を使って
決められた時間に複数のおかずを段取りよく調理しないといけない
お弁当つくりは「苦行」といってもいいくらいです。

仕事のスタイルも今までは昼間はお客様との面談などの業務をやり
夜は執筆やセミナーの資料作成、お客様の就業規則の作成など
自分仕事をこなす、という形でやってきました。

特に執筆については、夜中シーンとした中で
黙々と書くというのが自分にあっていて
明け方3時、4時までコツコツやっていました。

ところが弁当つくりが始まってからは6時起床が必須なので
(小学生のときは7時15分起床で大丈夫でした)
もう夜中まで仕事はできません。
寝坊をしたら、子ども達のお昼ごはんがなくなってしまうからです。

パンを買って持たせる作戦ももちろん可能なんですが
買い弁(パンなど買って持って行く弁当をこういうそうです)は
出張や本当に体調が悪いときの切り札に置いておきたいと思うと
やはり6時起床が必須になります。

さらに弁当つくりは当日だけではなく
食材の買い出しという事前の段取りも必要になってきます。
毎日スーパーが開いている時間に帰宅できるわけではないので
事務所の近くのスーパーで出かけたついでに買い物をしたり
色々まとめ買いをしたり、何もおかずがないときのために
冷凍食品を買ったりが必要になります。

気温があがってきたので、さらに早めに起きて
早めにおかずをつくってお弁当をさます必要がでてきました。
そこで最近覚えた技が前日に野菜などを切っておいたり
湯がいておいたり、揚げ物のときは衣をつけておいたり
できるところまでやっておくことで、朝の調理時間を
大幅に削減できることを発見しました。

今日も実は30分も寝坊をしたのですが、
昨晩、野菜を切っておいたり段取りをしていたので
写真のお弁当をつくることができました。

息子が高校を卒業するまで6年間お弁当つくりが続きます。
さらに、きっとこれからクラブの朝練や体育祭の練習などで
もっと早い時間に起きてお弁当をつくらなくてはならない日もあるでしょう。

めっちゃしんどいですけど、私が中学生や高校生のときに
自分の母親に文句を言われた覚えはないので、
私も文句を言わずにやり遂げようと思います。




«前へ 次へ»