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2010年12月04日(土)更新

顧問先のお客様に、叱られたり喜ばれたり

先日、顧問先の会社の経営者からお叱りを受けました。
10月からご契約をいただいた会社で、現在人事評価制度の導入を進めています。

叱られた内容は、「私の仕事の進め方がお客様に合ってない」というものでした。
お客様の事業規模を考慮し、経営者の思いをよく聞き取って
仕事を進めるべきであったのに、4月導入をめざしていて
とりあえず前に進めることを最優先に考えてしまい
自分の頭の中に描いた図で進めていってしまったので
こんなすれ違いが起こったのです。

私のような小さな事業形態では、お客様に合わせた
個別の対応を柔軟にできるのが強みだと思っていて
就業規則を作成するときも、まずは経営者の思いを聞いた上で
「なんのために」を確認しながら作業を進めているのに
今回は失敗でした。

その原因を考えてみると、仕事が増えて、
お客様への対応が「慣れ」になって、
「作業」になってしまっているのかなぁと思います。

仕事が少ないときは、すべての仕事に全力投球で
時間を惜しまずにやっていました。

今は、仕事があふれているので
ついつい時間効率を考えてしまうのです。

しかし、そこは自分の事務所としての仕組みつくりをしていくべきで
事業仕分けをきちんと行い、自分しかできない仕事と
スタッフにやってもらう仕事を分けるべきだと思っています。

そして、今日は3年以上お付き合いのある顧問先のお客様から
「先生がいてくれてよかったわ」とお褒めの言葉をいただきました。

お役に立てた内容はご紹介できないのですが
この言葉をいただくために仕事をしているようなもので
その根っこは忘れることなく、仕事をしていきたいです。

本を書いたり、講演をしたり、お付き合いが増えたり
顧問先のお客様以外のために時間を使うことも増えましたが
「顧問先のお客様の役に立つこと。喜んでいただくこと。
安心していただくこと」
そのために何をすればいいのか、どうやって時間を作り出せばいいのかを
考えて、行動したいと改めて思いました。

2010年11月01日(月)更新

11月12月の予定があっという間に埋まりました

今日から11月です。
毎年この時期から春先に向けて
就業規則の改定や賃金制度の見直しのご依頼が多い時期です。

打ち合わせの日程をどんどん詰めていくと・・
11月は、ほぼ予定が埋まりました。

とは言え、『稼げる社労士の集客術』で暴露しておりましたように
緊急事態発生用に「空き」の日もあらかじめ
スケジュールに入れているんですけどね。
「稼働日」として設定している日はほぼ埋まりました。

事務所通信にも書きましたが
しばらく欲張って仕事を取るのは止めて
顧問先以外のお客様の案件については
2月以降の受注とさせていただきたいと思っています。
(必要な場合、他の信頼できる社労士をご紹介します)

単行本の執筆もありますしね・・

そして!昨年までと違うことは・・
東京の人から普通に「●月●日忘年会をしますのでいかがですか?」と
お誘いが来るようになったこと(笑)

東京人になったようなうれしさがあるんですけど
大阪在住です(キッパリ・笑)

でもそれだけ距離感が近くなってるんだなぁってうれしく思っています。

こんなそんなで11月の日中・晩のスケジュール
12月の晩のスケジュール(晩が先とは!・笑)は
ほぼ埋まりましたのでここにご報告をさせていただきます。

2010年10月21日(木)更新

1年間思い続けてくれた人!

今日、ある会社の経営者からお電話がありました。
その方とお目にかかったのは1年前。
某商工会議所で私が講師をしたセミナーに参加してくださっていたのです。

講演が終わってから名刺交換を求められ
就業規則のご相談をいただきました。
ただ、顧問契約をしている
社労士さんがいるということでしたので
「それならまずはそちらにお願いをしてください」と
お話しをしました。

それから1年。
その会社の顧問の社労士さんとは先代からのおつきあいで、
解約を言い出すわけにもいかず、かといって社労士は2人も要らないし
社長はかなり悩んでおられたそうです。

ところが今回、社労士さんの方から、高齢を理由に
そろそろ実務から引退をしたいと解約の話があったそうです。
そこで間髪入れずに私のところにお電話をしてくださったとのこと。

就業規則は、絶対に私に頼みたいからと1年間手つかずで
そのまま置いておられたそうです。

電話をいただいて本当に感動しました。
1年も思い続けてくださった社長の期待にお応えできるよう
せいいっぱいがんばりたいと思います!

2010年10月01日(金)更新

4冊目の本の企画が通りました!

4冊目の本の企画が通りました!
次回もまたまた日本実業出版社さんでお世話になります。

他の版元の編集者さんからは「日実さんの専属なの?」と言われながらも
1冊目の『雇う本』2冊目の『辞めさせる本』との3部作で
書きたかったので、日実さんでお願いしました。

■『雇う本』⇒『小さな会社の<トクする>人の雇い方・給料の払い方』

小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
クチコミを見る


■『辞めさせる本』⇒『トラブルにならない社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』

トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
クチコミを見る


これら2冊に共通のキーワードは『給料』
経営者にとっても『給料』は経営戦略の中で大事なことですし
働く人にとっても『給料』は生活の糧なので大事なものです。

しかし経営者にとっての『給料』と、働く人にとっての『給料』に
対する意識にはすごいギャップがあると思うんです。

私も人を雇うようになり、給料日や賞与支給日になると
ドキドキするようになりました。
「うわー、今月も給料払えるんかな」って。

社員の立場のときに、あんなに待ち遠しかった給料日が
今では恐怖の日となっています(笑・少しおおげさ)

ある経営者から聞いたこんなお話があります。

自分と家族の給料を下げて、わずかでもと思って
カラカラの雑巾をしぼる気持ちで、賞与代わりに寸志を支給した。

しかし社員はほとんど反応がない。
この気持ちが伝わってるんかいな、と思ったというもの。

経営者がどんな思いで給料を払ってるのか。
社員にもわかってほしい。

『辞めさせる本』は実は社員の人も読んでいて
「経営者の苦しい気持ちがわかりました」という
ご感想をいただいています。

今度の給料の本も、経営者の苦しみをやわらげ
働く人にとっても勉強となるような内容を書きたいと思っています。

まだ企画段階なので、詳しい内容を書けずにスイマセン。

『辞めさせる本』の執筆の際にも、経営者会報ブログのメンバーのみなさんに
アンケートや聞き取り調査のご協力をいただきました。

事後の報告となりますが、本日一部の方たちに、
アンケートを郵送させていただきました。
面倒なことをお願いして申し訳ございませんが、
ご協力いただけるととっても助かります。
世の中の人のお役に立つ本を書きたいので
ぜひみなさんの生の声をお聞かせください。

この本を書いたら、しばらくは執筆はお休みして本業をがんばろうと思っています。
充電前の最後の力を振り絞って執筆します。がんばります!

2010年09月21日(火)更新

やっと少し落ち着きました

7月29日に3冊目の本『稼げる社労士の集客術』を上梓させていただいてから
出版記念イベントの段取りや、その他諸々でずっとバタバタしていました。

顧問先のお客様のところでも、創業40年余で、今までなかった大きな
トラブルが発生し、うちの職員さんもフル稼働で仕事をしてくれていました。

ここにきてやっとひと段落。
まだ忙しいのは続きますが、
この週末、久しぶりに連続休暇を取ることができました。

今日は、顧問先のお客様の給与体系の見直しの相談でした。
じっくり腰を落ち着けて対応させていただけそうです。

著者としての仕事は、「公人」としての仕事に近く
たくさんの人のお役立ちにはなりますが
目の前の顧問先のお客様への時間を使って対応することになるので
バランスが大事だと思っています。

本を書くことで、より深く物事を洞察したり
より真剣に仕入れを行うので自分自身のスキルアップにもなり
よりよいサービスを顧問先のお客様に提供できるようになるのですが
その反面、顧問先のお客様に対しての時間がなくなる、というのも事実。

私に直接お金を支払ってくださっている顧問先のお客様のお役立ちに
なれないのに、遠く離れた本の読者さんにお役立ち情報を提供することは
できないと思います。

地に足をしっかりつけて、「人に必要とされる仕事をする」という
ミッションを果たしたいと思います。

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