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2011年01月18日(火)更新

【増刷御礼】『トクする人の雇い方』

2009年4月発売(ちなみに娘の誕生日!)の
処女作『小さな会社のトクする人の雇い方・給料の払い方』が
増刷になりました!なんと5刷です!

小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
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この本が発売になったとき、たくさんの人に応援をしていただきました。
経営者会報ブログのみなさんにもブログで続々とご紹介をいただき
そのときのことを思い出すと今でも胸が熱くなります。

初めての本で、右も左もわからず、
編集者さんもずいぶん振り回されたのでは
と思っています。
真奈美先生のキャラをイラストで作ってくださったり
表紙も赤い本で見本を見たとき感激しました。

自分が、自分の視点で伝えられることは何か、を考えたときに
社労士になってから相談が多いことを
損得勘定という切り口で伝えてみようと思って書きました。

自分自身もまだ社労士として経験が浅かったので
初めて社会保険や労働法のことを知ったときの感覚を
活かして書いたつもりです。

初めて人を雇う経営者であったり
人が増えてきたので、そろそろきちんと労務管理もしていこうか、と
考えている経営者のみなさん、
労務の基礎知識を身につけたい経理担当者や
経営者と話す機会が多いコンサルの方にもおススメの本です。

増刷のたびに時間をかけて、法律の改正部分を修正しています。
ぜひ引き続き応援をいただきますようお願いします。

5刷になるまでご愛読いただきました読者のみなさん
店頭に並べてくださった書店のみなさん
書店さんに届けてくださった営業のみなさん
本をつくってくださった編集者さん
すべてのみなさんに感謝しています。

これからも長く愛される本を書けるようにがんばります。
(ちなみに今、1冊書いております)

2011年01月11日(火)更新

スタッフの加入で未来が見えた!

今日から待望のニューフェイスデビューです!
新しい職員さんはまだ20代。美人!!
但し新婚旅行帰り(笑)

笑顔でお迎え・・といきたかったのですが
週末休みなしで仕事をしていた続きで
朝から鬼の形相で仕事をしておりました。

13時半を回った頃にひと段落。
なんか今日はすごく集中できました。

一人だと、郵便やら色々細かいこともすべて
自分でやらなければいけなくて、
いくつも抱えることで前に進まなくなってしまうんですよね。

今日、半日でできたことは、年末からずっと気になっていたことで
もっと時間がかかるって思っていました。
でも、スタッフが来てくれた安心感で集中できたんですよね。

自分の前に開けている道は、一人でもスタッフがいても
同じだと思うのですが、スタッフがいてくれると
雑念にとらわれずにいかにして前に進むかに集中できるのがいいですね。

自分で仕事をやっている人間は、目の前のことだけではなく
将来を見据えて、今何をやるべきかを逆算して考えるので
将来が見えないと、過去に受けた仕事の処理しかできなくなるんですよね。
それだと未来は開けません。

1か月前の今頃は年末調整もあり、監督署や年金事務所の調査もあり
助成金の申請もありで、どないなるかって押しつぶされそうでした。
小学校の講堂にある大きな緞帳が目の前に引かれていて
前も見えないし、動けない感じがしていましたが
今は目の前が明るく開けています。

単行本の執筆もありますし、2月から4月にかけて講演もありますので
まだまだやるべきことはたくさんありますが、
ひとつずつがんばっていきます!

2011年01月09日(日)更新

年賀状4500枚の弁護士先生に学ぶ人脈構築術

昨日は士業の勉強会に参加をしました。
懇親会で、60代の弁護士さんとご一緒の席になりました。
時節柄年賀状の話になり、その弁護士さんは4500枚の年賀状を
出されているそうです。

その先生は開業当時、先輩弁護士に
「2000枚の年賀状を出すようになったら仕事には困らない」
と言われたそうです。

弁護士さんって、いつもお世話になるという存在ではありませんが
(どちらかというと敷居が高いイメージがありますし・・)
しかし、先生曰く、何か困ったことがあったときに、年賀状や暑中見舞いで
関係を続けていることで、その人に思い出してもらえることが大事だということでした。

しかもこの先生は、ただ年賀状や暑中見舞いを機械的に出しっぱなしではなく
きちんと普段から礼を尽くされています。

昨年、『稼げる社労士の集客術』の出版記念パーティのご案内を
郵送させていただきました。
参加していただく方から「参加する」の連絡はいただきましたが
「参加できない」という連絡をいただいたのは数名でした。
そのうちの一人がこの弁護士先生だったのです。
(「参加する」人だけがサイトから申込みの方法だったこともありますが)

そんな先生だからこそ、弁護士になってから30年、事務所運営を
続けて来られているのだと思います。

年賀状など季節の挨拶の他にメルマガやニュースレターなど
お客様や周りの人との関係性をつなぐツールはたくさんありますが
ツールを使う「人の気持ち」って大事だなぁって思います。
相手を思う気持ちがなくて、ただ送ってるだけでは何にもつながらないと思います。

人生の先輩の行動から学ぶことが多いです。
そんな人達に囲まれている今の環境に感謝です。

2011年01月08日(土)更新

【今週のお題】2011年の抱負~今年の漢字は「仕」

昨日は村上肇さんが主催する
e製造業の会主催の「新年の抱負を語る会」でした。

私は抱負なのか、悩みなのか、愚痴なのか・・・
経営者のみなさんに聞いていただきました。

昨年は、3冊目の本を出し、その前年に出した2冊の本も
増刷が重なり、他の版元の編集者さんとも会ったり
色々な著者さんや、東京や名古屋の士業の人達と交流を深めたり
自分の手をいっぱいいっぱいに広げた1年でした。

本業の方はコンサル業務以外は事務員さんに任せっぱなしで
とにかく出張と講演が多かったので、顧問先への訪問回数が
激減しておりました。

ずっと気にはなっていたのですが
とにかく目の前のことをこなすのがせいいっぱいでした。

11月頃だったと思います。
顧問先で労務関係のややこしい問題が発生しました。
そのお客様のところに訪問したのは
多分『稼げる社労士の集客術』の本をお届けした
8月以来だったと思います。

しかし社長は「いより先生、忙しいところすいません。
いやー、でもいより先生がいてくれはったからホンマによかったですわ」
と言ってくださり、じーんときました。

そしてずっとバタバタしていて
しばらく忘れていた感覚を思い出しました。

「そうだ!私って関わった人に喜んでもらいたいっていう気持ちで
この仕事を始めたんだった!」

本を書いたり講演をしたりすることも
自分のできることで他人の役に立つことができれば、という気持ちが
スタートでした。

それがだんだん「人気商売」のようになり
本の売れ行きや、パーティの集客など、気に揉んだりして
浮き足立っていたと思います。

今年は初心に返って、自分がやるべきことをしっかり見据え
顧問先のお客様に「いよりさんがいてくれてよかった」と
みなさんに思っていただけるよう、もっとお客様に寄り添って
仕事をしたいと思っています。

今年の漢字は「仕」。
○我々士業は「人」に寄り添うもの
○仕事の仕組みをつくる


まずは業務がスムーズにこなせるように新しい事務員さんと事務所の体制つくりです。

2011年01月06日(木)更新

【増刷報告】『社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』

拙著『社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』が
またまた増刷になりました!
発売13か月で6刷です。

トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
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タイトルは過激ですが、中身は至ってまっとうです。
労働基準監督署で1年間相談員をやった経験から
「争いごとになったら、誰も得をしない」ということを実感しました。

人は感情の生き物です。
気持ちというのは必ず相手に伝わります。
本の中にも書いていますが
どちらかだけが得をする、という選択肢を取った場合
トラブルに発展するというケースが多々あります。

とはいえ経営は遊びではありません。
国際競争を勝ち抜くためには
シビアに決断をしなければならない局面もあるかと思います。

この本は決して社員を辞めさせたり
給料を下げることを奨励する本ではありません。

経営をしていく中で、マイナスの決断をせざるを得ないときに
知っておきたい法律のルールや気持ちの持ち方を書いています。

労働基準監督署で勤務していて一番感じたことは
「知らない人が損をする」ということです。
やってしまったことは後で取り返しはつきません。

社員を辞めさせるつもりがない経営者であっても
知識のひとつとしてぜひご一読していただくことを
お薦めします。

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