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2010年03月10日(水)更新

軸足をぶらさないことが大切

先日東京で受講した出版セミナーでの
サンマーク出版の編集長さんのお話です。

好きな著者は「ひとつのことを深堀している人」だそうです。
それって著者でなくても、商売でも同じだと思うんです。
色々手を広げるよりは、自分がこれといえる得意分野を持ち
その軸足をぶらさない。
その軸を中心に掘っていくというやり方です。

私が社労士になろう!って思ったのが9年前。
独立開業したのは4年前。
独立開業してからずっと思っていることは
中小企業の社長の味方であり続ける!ということです。

そう思ったきっかけは、労働基準監督署で相談員をしているときに
中小企業の経営者が「法律なんて自分の会社には関係がない」
と思っていたばかりに、
会社にとっても社員にとっても不幸になる争いごとが
多発している現実と直面したこと。

そして、独立後、e製造業の会や、経営者会報ブログに所属されている
経営者のみなさんと懇意にさせていただき、
みなさんの会社をよくしよう、従業員に幸せになってもらおうと
思われている気持ちを強く感じ、ぜひ私もそのお手伝いを
させていただきたいと思ったことがきっかけです。

経営者のみなさんと、会社の運営についてお話をしている時間は
自分にとってすごい幸せな時間です。
私の知恵と経験がお役に立てることが生きがいです。

直接お話をすることができない経営者の方とも
本を通じてお役に立つことができればいいなぁと思っています。

今年はあと何冊か執筆が決まりそうです。
中小企業の経営者のお役に立ちたい、という
この軸足をぶらすことなく、執筆も業務もこなしていきたいと思います。

2010年03月09日(火)更新

【明大生との一問百答】バイタリティの源

<質問>------------------------------

 みなさまが多くのことにチャレンジされている、バイタリティの源は
 何でしょうか?
                   (明治大学商学部 宮内良浩さん)

----------------------------------

宮内さん、引き続きのご質問、ありがとうございます!
もしかして、前回に引き続き私に対しての質問ですか?
いや~ うれしいなぁ・・・・(笑)

私のバイタリティの源は・・・・家族です!
って三和めっきの清水さんと一緒やん・・・(笑)

私がその前を通るたびに胸が痛くなるところがあります。
それは・・・2人の子供たちを通わせていた保育所です。

上の娘は生後4か月から、下の息子は生後6か月から保育所に
預けていました。
私が、育児ではなく仕事を選択したからです。

彼らを保育所に預けた時点では、私はまだ社労士ではありませんでした。
社労士になろうとも思っていませんでした。
下の息子を産んだときは33歳になっていましたが
自分が何の仕事をしたいのかもわかりませんでした。

上の娘を保育所に預けたときは会社員でした。
まぁそれなりにがんばってたけど、
定年まで働こうと思っていたわけでもなく
生活が苦しかったわけでもなかったのですが
会社を辞めるというのは、いつでもできるので、
無理!って思うまで仕事をしてみようと思って
彼女を保育所を預けて職場復帰をしたのでした。

下の息子のときは、会社を辞めて出産したのですが
社会復帰したい、という思いを抑えきれずに
息子を保育所に預けるために仕事を探して
彼を保育所に預けました。

雨の日も風の日も自転車の前と後ろに
子供たちを乗せて保育所に通いました。
上の娘が小さいときは、朝早かったので
いつもパンをかじらせながら自転車に乗せてました。
下の子供は2歳くらいまで朝はずっと泣いてました。

育児ではなく、仕事を選んだこと。
今でも子供たちに対してすごく負い目を感じています。
さみしい思いもさせたと思うし、病気のときも一緒にいてあげられなかったし。

なので!
がんばって仕事で結果を出さないと
彼らに申し訳ないと思っています。

彼らが大人になったときに
「なんで僕たちは乳児のときから保育所に預けられてたんだろう」
って思うかもしれません。

そのときに、「ああ、今のお母さんになるために預けられてたんだな」って
思ってもらえるように、仕事で成功している母になるべくがんばっています。
がんばりの源はそこです。

あと・・・人の命は有限だって感じることが増え
たった一度しかない人生なので、やらずに後悔したくないっていう
気持ちが強いからでしょうね~

これからも多分がんばり続けると思います。
引き続き応援してくださいね!

2010年03月02日(火)更新

【明大生との一問百答】人生を楽しむための時間管理術

<質問>------------------------------

 業務を行いながらも、日々の生活を楽しむためにみなさまが
 活用されている「時間管理術」を教えて下さい。

                   (明治大学商学部 宮内良浩さん)

----------------------------------

宮内さん、まいどです!
先日はラブレターをありがとうございました。
感激しました。一生大事にします。

あ・・・こんなところで公開しちゃいました(笑)


さて!日々の楽しみ方ですね。
毎日、めっちゃ楽しんでます。

仕事そのものが好き、というのもあります。
私達の仕事は経営者と会う仕事なので
色々な会社の経営者と会ってお話をさせていただき
みなさんの会社の経営にお役に立てることが
本当にうれしいことですし
本を執筆するのもめっちゃ楽しんでます。

それ以外の時間については。
開業してからずっと、人に会うことを最優先にしています。

弁護士さんなど他の士業さんとの勉強会や
経営者の方との勉強会。
最近はツイッターのお友達との交流会もあります。

しかし、ずっと出歩くと、家族との時間がなくなるので
家族と晩御飯は最低2日は食べるとか
自分なりにルールを決めて、予定を空白にしないようにしています。
すなわち、家族との時間も予定に入れ込んでおくのです。

色々な人に会うことで、学びも多いです。
「わからないことは人に聞く」を基本スタンスにしているので
人から情報をたくさんもらってます。
また本のネタ収集を常に行っているので
何気ない会話の中からヒントを得ること多しなんですよね~

あ・・時間管理の方法ですね
人と会うことを最優先にしながらも
家族との時間も予定に入れて
バランスを取るというかんじです。
予定表を空白にせず
「家」という予定を入れるってことですかね。

家族の笑顔が一番大事という基本姿勢を守りつつ
笑顔がなくならないギリギリのところまで
自分の時間をつくるって感じです(笑)

またオフ会等でお目にかかりますのを楽しみにしています。
これからもよろしくおねがいします。

2010年02月23日(火)更新

【明大生との一問百答】経営者に休みなし

<質問>------------------------------

社長は「365日24時間年中無休」という考え方がありますが、率直に言って、
どのようにお考えになられますか。

                        (事務局 大西啓之)

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率直に言って、「そんなん当たり前やん」です。

しかし、家族との関係を維持することや
自分の健康管理(身体面・精神面も含め)も
仕事をやっていくために絶対不可欠なことなので、
それらのための時間も含めて年中無休です。

そういう私も、かつて会社員だったころは、
休日と休日の間に仕事をしている感覚でした。
すなわち仕事をしている時間は、給料をもらうための「捨て時間」。
捨てた時間の代わりに給料をもらって、
自分の時間である休日を楽しむという生活をしていました。

経営者となった今は、時間もお金も次のビジネスのための投資の原資です。
今ある時間やお金は将来もっと大きな仕事をするために
投資すべきものなのです。

時間やお金に対する概念が変わったことで、
1秒たりとも、1円たりとも無駄にはしたくないと
今は考えています。

それは、会社員時代と違い、自分でやったことがすべて自分に返ってくる、
保障もない代わりに、大きなリターンも見込めるからでしょうね。
あと、従業員さんへの給与を含め、事業を維持していくための
経費を支払わなければならないので、ホントに必死なんです。

でも仕事は、ホントに楽しいです。
こんなに楽しいと思える仕事に出会えて幸せモノだなぁと思います。
人間の命は有限なので、命ある限り、天から与えられた仕事を
やり続けたいと思います。

2010年01月21日(木)更新

次の世代の人達のために自分ができること

人生80年としたら、私は、もうすでに半分以上過ぎていることになります。
22歳から65歳を仕事人生として、仕事人生も
折り返し点を過ぎようとしているんですよね。

先日参加した断食座禅道場で野口法蔵師が
「人として生をうける確率はすごく低いのだから
人として生まれてきた今世を大事に生きないとダメだ」といった
内容のことをおっしゃっていました。

今までは自分のことでせいいっぱいだったけど
そろそろ次の世代の人のために役に立てることを
やっていきたいなぁと思っています。

昨日、3月に開催する勉強会祭りの打ち合わせのときに
ゲスト講師を呼ぶことになり、私が懇意にしている方が候補に上ったので
その場ですぐに電話をして予定を確保。

それが他のスタッフにとっては衝撃的なことだったようで
「あの講師の先生を電話1本で呼べるんですか??」という反応。

彼らよりも10年、もしくは10年以上長く生きているので
出会う人もその分多いですし、社会人としての経験も長いので
自分としては全然当たり前のことが、次の世代の人にとっては
そんなにすごいことなんだなぁって感じました。

来週、先日結婚された女性弁護士さんとランチをするのですが
彼女からのメールには「家庭と仕事の両立のコツを教えてください」とのこと。

自分の経験が他人の役に立つんだなぁとまたまた感じました。

次の世代の方達のために力を尽くすことは
自分のためならず、自分の子どものためだと考えています。

自分の子どもが大人になったときに御世話になるのが
私の次の世代の人達。
自分ができることをすれば、きっと巡り巡って自分の子ども達が
助けてもらえる、育ててもらえると確信しています。

本業でお客様のために仕事をするだけではなく
時間の使い方を工夫して、作り出した時間で
次の世代の人達との交流を持ち、自分で役に立つことを見つけて
彼らのステップアップのためのお役立ちになりたいと思います。

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