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2011年03月01日(火)更新

新刊のタイトルが決まりました!

4冊目の本のタイトルが決まりました!

『小さな会社の正しい給料の下げ方・人件費の減らし方』

です!

3月24日発売です!
今回も日本実業出版社さんにお世話になります!

あの伝説の『社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』のように
怖いタイトルではありますが、今回も内容は至ってまともです。

ハッキリ言います。
給料はよっぽどのことがないと下げられないです。
辞めてもらう方が、どちらかと言えばスムーズです。
従業員さんだって、会社が嫌になったら自分から辞めることもあるんだし。

でも給料の方は、
「働いて欲しいけど、給料は払いたくない、むしろ下げたい」
なんてこんな勝手は、まかり通りまへん!

今回も執筆にあたり、中小企業の経営者のみなさんに
お話を聞かせていただきました。
みなさん、口をそろえておっしゃっていたことは
「社員にはできるだけ給料を払いたい」ということでした。

一番願っていることは、どんどん給料を取る社員が育ってくれることだとも。
逆に言うと、払う気は満々なのに、払うべき対象が育っていない、
もしくは、給料をもっと取りたいと思っているのかどうかが
社員の行動や言動からは感じにくい、という意見もありました。

社員と経営者は給料に対する意識が違うので
なかなか双方が納得できる給料の決め方というのは
難しいかもしれませんが、他社の事例もあげながら
ご説明をしております。

事業を運営するためにはヒトとカネは必要です。
会社を支えてくれる人材に支払うお金は
会社を成長させるための投資となります。

今回も損得勘定が得意な
コテコテのなにわの社労士の視点で書いておりますので
どうぞお楽しみになさってください!

また発売日が近づきましたら
「買ってくださーい!」って
お願いすることになるかと思いますが
ぜひご協力いただけるとうれしいです。

社員思いの中小企業の経営者のみなさんのために
渾身の思いで書きました。
どうぞよろしくお願いします!

2011年01月30日(日)更新

家族の応援を受けて2度目の執筆合宿

4冊目の本となる『給料の本』(仮タイトル)執筆のため
週末は今年2度目の事務所合宿を行いました。

週末自宅で原稿を書く作戦もありなんですが
(今まではずっとそうしていました)
今回は締め切りまでが超タイトなので、
家事をやりながらは無理!と判断して
事務所で泊り込みで書くことにしたのです。

とはいえ、週末くらいしか家族とゆっくり過ごせないので
すごい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
今回は食事の準備もする間がなく、お金だけ置いて
出てきた状態だったのでなおさらです。

最終日の日曜日は、夕刻から出版セミナー+懇親会でした。
もちろん懇親会ではアルコールは乾杯だけにして
終了後は急いで事務所に戻りました。
時刻は21時。

自宅に電話をしました。娘が出ました。
「今からすぐに帰ったら寝る前に着くけど、どうしよう」と聞いたら
「原稿できたの?締め切りまでにやらなあかんねんやろ。
できてないんやったら、できるところまでやってからでええで」と
と言ってくれました。

うちの子供たち、特に娘はお勉強の方の出来はイマイチなんですが
小さいときから感心しているのは、絶対に宿題をやっていくということなんです。
(もちろん期日までに)

自分自身、約束を守るというのを大事に考えているので
母親の緊急事態にも理解を示してくれたのだと思います。

そして子どもたちが文句を言わないのは
主人が決して文句を言わない人だからだと思います。

家族が応援してくれて本当にありがたいです。
でも寂しい思いをさせたり、不自由をかけているのは事実なので
そこまでして応援してくれているんだから
絶対にいい本に仕上げたいと思います。

子どもたちと過ごせる時間は少ないけれども
がんばってる大人の姿を見せることが
私が親としてできる唯一のことかもしれません。。

2011年01月22日(土)更新

4作目『給料の本』の原稿ができました。

4作目の書籍となる『給料の本』(タイトル未定)が脱稿しました。
1作目『トクする人の雇い方』 2作目『社員の正しい辞めさせ方』
シリーズとなる本です。

『雇い方』は「入口の本」で人を雇うときに知っておきたい基礎知識をざっくり書いたものです。
『辞めさせ方』は「出口の本」で困った社員がいるときや、
会社の経営が苦しくなったときの対処方法を書いたものです。

今回は「雇う」と「辞めさせる」の間にある「社員の使い方」の本です。
社員を雇うということは、タダで働いてもらえるわけではなく、給料の支払いが必ず発生します。
しかし「果たして給料分働いてもらっているのか?」と経営者は考えますが
社員は「自分の働きに対してこの給料は安すぎるやろ」と考えているかもしれません。
この意識のギャップはどうすれば埋めることができるのか。

また働きと給料のバランスが取れていないときに、
どうすればそのアンバランスを修正できるのか、
またできるだけ人件費を下げたいと考えたときにどうすればいいのか
など、給料関係の内容に絞って書いております。

自分も経営者ですが、お金はとっても大事なんですよねー。
自分が贅沢をするためではなく、事業運営のためにお金は必須なんです。

それであれば、1円のお金でも事業の運営のためにより有効になるように
使いたいと思っています。
社員さんの給料もどんどん上げるのは、やぶさかではありませんが
そのためにはそれだけの仕事をしてもらわないと・・とも思っています。
費用対効果を常に考えていますので。

給料を決めるということは人の働きを金額で評価するってことです。
自社の支払能力もあるし、社員の生活もあるし、世間相場もあるし
色々考えないとダメなので本当に難しいです、
今回の本で少しでも経営者の方の給料に関する悩みが
解決されることになればいいなーと思っております。

原稿完成!と書きましたが、実はまだまだ図版を作成したり、
編集者さんとの調整もあり、完成のスッキリ感はありません。
本を書くチャンスをいただいたからにはよりよいモノを読者の方に届けたい。
3月末の発売に向けて、全力でブラッシュアップをかけたいと思います。

2011年01月18日(火)更新

【増刷御礼】『トクする人の雇い方』

2009年4月発売(ちなみに娘の誕生日!)の
処女作『小さな会社のトクする人の雇い方・給料の払い方』が
増刷になりました!なんと5刷です!

小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
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この本が発売になったとき、たくさんの人に応援をしていただきました。
経営者会報ブログのみなさんにもブログで続々とご紹介をいただき
そのときのことを思い出すと今でも胸が熱くなります。

初めての本で、右も左もわからず、
編集者さんもずいぶん振り回されたのでは
と思っています。
真奈美先生のキャラをイラストで作ってくださったり
表紙も赤い本で見本を見たとき感激しました。

自分が、自分の視点で伝えられることは何か、を考えたときに
社労士になってから相談が多いことを
損得勘定という切り口で伝えてみようと思って書きました。

自分自身もまだ社労士として経験が浅かったので
初めて社会保険や労働法のことを知ったときの感覚を
活かして書いたつもりです。

初めて人を雇う経営者であったり
人が増えてきたので、そろそろきちんと労務管理もしていこうか、と
考えている経営者のみなさん、
労務の基礎知識を身につけたい経理担当者や
経営者と話す機会が多いコンサルの方にもおススメの本です。

増刷のたびに時間をかけて、法律の改正部分を修正しています。
ぜひ引き続き応援をいただきますようお願いします。

5刷になるまでご愛読いただきました読者のみなさん
店頭に並べてくださった書店のみなさん
書店さんに届けてくださった営業のみなさん
本をつくってくださった編集者さん
すべてのみなさんに感謝しています。

これからも長く愛される本を書けるようにがんばります。
(ちなみに今、1冊書いております)

2011年01月06日(木)更新

【増刷報告】『社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』

拙著『社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』が
またまた増刷になりました!
発売13か月で6刷です。

トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
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タイトルは過激ですが、中身は至ってまっとうです。
労働基準監督署で1年間相談員をやった経験から
「争いごとになったら、誰も得をしない」ということを実感しました。

人は感情の生き物です。
気持ちというのは必ず相手に伝わります。
本の中にも書いていますが
どちらかだけが得をする、という選択肢を取った場合
トラブルに発展するというケースが多々あります。

とはいえ経営は遊びではありません。
国際競争を勝ち抜くためには
シビアに決断をしなければならない局面もあるかと思います。

この本は決して社員を辞めさせたり
給料を下げることを奨励する本ではありません。

経営をしていく中で、マイナスの決断をせざるを得ないときに
知っておきたい法律のルールや気持ちの持ち方を書いています。

労働基準監督署で勤務していて一番感じたことは
「知らない人が損をする」ということです。
やってしまったことは後で取り返しはつきません。

社員を辞めさせるつもりがない経営者であっても
知識のひとつとしてぜひご一読していただくことを
お薦めします。

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