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2011年06月25日(土)更新

滋賀県湖北地区雇用対策協議会で講演をさせていただきました

6月24日(金)滋賀県湖北地区雇用対策協議会の総会で
講演をさせていただきました。

テーマは『不況時の労務管理のポイント』。
拙著『社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』の内容で
準備をしていたのですが、主催が雇用対策協議会なので
<辞めさせ方>はマズイということで、講演5日前に
急遽内容を変更することになりました。

変更後の内容は以下です。

1.マイナス人事を実施する際の注意点
2.企業風土を作り上げるのは「人」である
3.人を減らさず、給料を下げずに不況を乗り切った中小企業の事例


講演内容についても、なのですが、受講者についても
事前打ち合わせが十分ではなかったので
私は中小企業の経営者を想定していて準備していたのですが
実際は上場企業の総務部長クラスの方なども来られていて
事例が少しミスマッチだったかなぁと感じています。

今後、講演を受ける際には、受講者について、
主催者が求める内容についてももう少し突っ込んで
聞くことにしようと思いました。

終了後、懇親会があり、何社かの方からご質問・ご相談をいただきました。
雇用対策協議会のメンバーのみなさんは、地元の優良企業であり
地元の雇用を支えるという社会的責任を強く感じておられます。

ただし決して経済環境はよくないので、今後の採用条件や在籍の社員についても
給料の上げ方についてシビアにならざるを得ないような印象を受けました。

人件費を下げる方法は大きく二つ。新規採用の場合の給料の設定の見なおしと
今いる社員の今後の給料の上がり方の見なおしです。
全員一律での見なおしというよりも、できる社員の評価を高くすることで
皆が上を目指してやることになると全体の底上げとなります。

先日人事評価制度を導入した経営者もこんなことをおっしゃっていました。

「皆が100点を取って、給料が跳ね上がることを歓迎します。
なぜならば、皆が100点を取れるほど育ってくれたら
会社の業績も間違いなくあがっているはずだからです」


















給料の見なおしを考えている、という会社の担当者の方には
拙著『小さな会社の正しい給料の下げ方・人件費の減らし方』
プレゼントさせていただきました。
お役に立てれば幸いです。


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