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2011年12月19日(月)更新

e製造業の会 望年会

忘年会ネタが連続ですいません。

金曜日は経営者会報ブロガーでもある村上肇さんが
主催されているe製造業の会の望年会でした。

e製造業の会とは、ITを駆使して脱下請けをめざす
製造業を中心とした中小企業の経営者の会です。

私は2007年に講師として会に呼ばれ
そのまま会員として引き続き参加させていただいております。

会員のみなさんからお仕事もいたただきましたし
本を書くときには、インタビューをさせていただいたり
出版後も皆で出版パーティに来てくださったり
皆に応援をしていただいている感じでとてもありがたい会です。

色々な経営者の会や異業種交流会がありますが
大事なことは<引き続き参加する>ということなのではと思います。
色々な会に参加をしてつまみ食いするのではなく
ここだ、と思ったところで皆と一緒に月日を重ね
お互いの成長を見ていく、こんな会がいいのでは・・と思います。

「ここだ!」と思う会というのは、ずばりこの人と一緒にいたい、と思える
人がメインで参加されている会です。
メイン=主催者と置き換えてもよいかもしれません。

金曜日も、参加されていた経営者の方とゆっくりお話ができ
自分が今後どうしたいのか、など話を聞いていただくことができました。
長いつきあいになると、今までの経緯も皆わかっておられるので
「いよりさんは、ここが強いところだからここを伸ばした方がいいよ」とか
的確にアドバイスをいただくことができます。
今回もすごく励まされ、来年向かうべき方向性も見えてきました。

お世話になるだけではなく、私も会員のみなさんのお役に立つことがしたいし
皆に元気になってもらえるよう、前向きにガンガン進んでいきたいです。


2011年12月17日(土)更新

【編集部からのお題】本当に経営者のためになる交流会とは

本当に経営者のためになる交流会とは・・・・ってww
「本当に」と言われるとなかなか書きにくいですが
会ごとに目的があると思います。

経営の勉強が目的の会だったり
情報交換が目的の会であったり。

例えば、この経営者会報ブログであれば
みんな何のために書いてはるのかなー

本来のお題と離れてしまうかもしれませんが
私自身の経営者会報ブログへの思いを書かせてもらいますね。

私は、そもそもの入会のきっかけは
2008年に日本実業出版社さんが開催された著者発掘コンテストでした。
一次審査を通過し、二次審査のときに、ネット上にサンプル原稿を載せて
読んだ方にコメントをもらうという試みがあり
そのときに既に会員だった関西の経営者のみなさんに
全面的にご支援いただき、それで私も仲間に入りたい!と思って
事務局の方にお願いをした覚えがあります。

知らない方ばかりだったら、入るときに躊躇していたかもしれませんが
関西での勉強会でご一緒しているみなさんがたくさんおられたので
比較的スムーズに入れたように記憶しています。

入会後は、ブログにみなさんが温かいコメントを入れてくださるのが
とっても新鮮でうれしかったことを覚えています。

私は2007年からライブドアブログを既に書いていたのですが
そちらは読者がいるのかいないのか、誰もいない砂漠の真ん中で
ひとりで叫んでいるような感じがありましたが
経営者会報ブログはひとつの空間を皆が共有していて
話を聞いてくれている人がそこにいるという感覚がありました。

その後オフ会や、テストマーケティング研究所、
そして自身の出版記念パーティなどで会員のみなさんと
交流を深めることができました。

特に2009年6月に初めて東京で出版記念パーティをしたときは
まだ東京に知り合いも少なくて正直集客にも苦戦だったのですが
経営者会報ブロガーのみなさんは揃ってお越しいただいて
心強かったですし、うれしかったことを覚えています。
(久米さんに挨拶をお願いしました)

他にも経営者との勉強会に参加していますが
勉強会とか集まる場では交流ができるのですが
とぎれとぎれになってしまいます。

しかし経営者会報ブログのみなさんとは
ブログを通じてその人の人となりや考え方がわかるので
会ったときに、久しぶりという感じもなく
また何か困りごとがあったときに、この内容だったら
この人に相談をしてみよう、とすぐにコンタクトがとれるのが心強いです。

実際に私は本を書くときに、みなさんに色々意見をお聞きして
すごく参考にさせてもらっています。

私も経営者のはしくれではあるので、思いを持って事業をしているわけですが
時には自分のやり方や考え方が正しいのかどうか悩むこともあります。
そんなときに、他の人が書いておられるブログを読んで、励まされたり
安心したりすることも多々あります。

今後さらにこのコミュニティを発展させていくことを考えると
会員数がもう少し増えて、さらに色々な経営者の方の生き様を勉強させてもらえたらいいなーって
思います。

・他の人の生き方を見て自分ももっとがんばろうと思える
・ビジネスのヒントを得ることができ、場合によってはビジネスのつながりもできる
・コミュニティに所属していること自体がステイタスとなる

というような会がよいかなーと私は考える次第です。

*トラックバックの貼り方がわからなくてすいません・・


2011年12月17日(土)更新

【明大生との一問百答】SNSのコメント管理

〈質問〉----------------------------------------------------

 

 いつもありがとうございます。twitterやfacebookなどのSNSをお使いの

 経営者のみなさまは、コメントなどをどのように管理されているのでしょうか。

 

           (明治大学商学部 中脇隆介さん)

       中脇さんのブログ:こんにちは! 高知・四万十川のまち『にしとさ』です!

 

--------------------------------------------------------------

 



中脇さん、こんにちは!
SNSでのコメント管理についてですね。

私はツイッターは約5000名のフォロアーがいて
フェイスブックは700名くらいのお友達がいる感じの状況です。

結論から言うと、全部の投稿を見ようとも思ってないですし
見てません。

ただツイッターは@で自分宛に発信されたコメントにはなるべく返信するようにし
フェイスブックも「お知らせ」で知らせてくる、自分の投稿に対しての
コメントについては返信するようにしていますが
チェックが遅くなって今更返信しても・・というときや
コメント数が多すぎるときはスルーしております。

別に全部が全部見る必要もないし
コメントも全部返さなくても、そういうゆるい感じでよいと思いますよ。

ネットでのおつきあいはリアルのおつきあいの補完だと思っているので
リアルのおつきあいで信頼関係がしっかり築かれていれば
コメントを返さなかったり、その人の投稿を読んでいないくらいで
何か支障があるなんてことはないと思います。

たまにメッセージも読み飛ばしていたりしてますが
そんなときは電話をしてしまいます。
イベントの日程調整は電話の方が早いですし
込み入った話であれば会って話すのが一番なので。

ツイッターもフェイスブックもただのツールに過ぎないので
そこに束縛されたくないというのが本音のところですねー。

2011年12月16日(金)更新

補講の忘年会

今週は水・木・金と忘年会の3連ちゃんです。
昨日は、<たっきーくらぶ>という勉強会でご一緒しており
お仕事もよく一緒にさせていただいている濃いつながりの
弁護士さん、司法書士さん、税理士さんとの4人での忘年会でした。

<たっきーくらぶ>は、弁護士さんのメンバーで始められたものです。
私が参加を始めて3年くらいになります。
参加しているメンバーは、司法書士さん、税理士さん、社労士、
行政書士、不動産鑑定士、弁理士さらには探偵事務所の所長など。

弁護士さんが仕事でからむ周辺の専門家が集まって
毎月1回弁護士さんの事務所で1時間ほど、
事前に指名された講師が自分の専門分野について発表を行っています。

勉強会1時間に対して、その後の懇親会はプロパーが3時間、
オプションをつけると7時間くらいという感じで
7時間コースの場合は当然タクシー帰宅になります。

勉強会がメインなのか懇親会がメインなのか
やや微妙な会ではあります(笑)

ただ、この会のメーリングリストが最強なんです。
各分野の専門家が揃っているので聞けない質問はありません。
しかも複数の専門家からの回答が12時間以内には返ってきます。
(他の人の質問であっても、MLでやりとりを見るのが実はすごく勉強になります)

質問はお互い様という仕組みになっているので、
費用は発生しません。

ただし、各専門家の意見を聞いて、自分では対応できないと判断すれば
今度はメーリングリストではなく個別のメールで仕事として
お願いすることになります。
皆、自分も士業なので、そのあたりの線引きがきっちりできているので
無料で相手の時間をどんどん使ってしまうということはありません。

あと皆が目先のことでごちゃごちゃ言うメンバーではないので
長い目で見て持ちつ持たれつのすごくよい関係ができていると思います。

この会は紹介だけで集まっているので、
人数もそんなに大きくふくれすぎることなく
年齢は30代から40代。
仕事のキャリアもだいたい同じくらい(8年から10年くらい)です。
勉強会としてのサイズもよいし、集まる人も気持ちがいい人ばかりだし
私がとっても大切にしている仲間たちです。

懇親会がメインか、と書きましたが、
仕事ができる人は遊びも一所懸命やるんですよねー。
土曜日や年末など皆が休んでいるときにも
このメンバーは仕事をしていることが多く
「働くときは働く、遊ぶときは遊ぶ」を徹底しているようです。

先週金曜日はこのメンバーで忘年会がありました。
しかもふぐ。普段は忙しくて勉強会に参加しないメンバーも揃って盛大に行われたようですが
私は主人が忘年会だったので参加することができませんでした。
昨日ご一緒した司法書士さんも、奥様のお誕生日だったので欠席でした。

そこで昨日は「忘年会の補講」として、弁護士さんが誘ってくれた次第です。
少人数だったので、色々ゆっくり話ができました。

我々士業って自分の知識と経験が商売道具なので、いかにそれを高めるか、
いい仕事をするために自分のコンディションをどう整えるかが大事なのかなぁって
改めて感じました。

私は来年から体力つくりのため、走ることを既に宣言しております。
司法書士さんは既に走っていて、弁護士さんもかつてはマラソンを走っておられたらしく
来年はみんなで走ろうということになりました。

一緒にがんばれる仲間、そして、その姿を見て自分もがんばろうって思える仲間、
くじけたときは多分励ましてくれるであろう仲間がいるっていいですよね。

時間を忘れて話したり、食べたり、飲んだり、歌ったり(!)していたので
昨日もタクシー帰宅となりましたが、いい補講忘年会でした。



2011年12月15日(木)更新

経営者会報ブロガー非公式忘年会(大阪)

昨日、北堀江にあるタイ料理 チェディルアンさんにて
関西経営者会報ブロガーの非公式忘年会が開催されました!

急な開催決定にも関わらず10名のブロガーが集まり
東京からは事務局の田中学さんが来てくださいました。










今回の企画は庄山さんと浜野さんと
「年末やしちょっといっときます??」という
軽い感じからのスタートでした。

みなさんのご都合をお聞きするという
ステップを飛ばしてしまったので、ご予定がかぶっており
参加できなかったみなさん、すいませんでした。

昨日もまためっちゃ笑いました。
このメンバーとは他にはない根っこでのつながりの
ようなものを感じていて、それはきっと毎日毎日
みなさんのブログを読んで、「洗脳」されているからだと思います(笑)
ホンマにネタが尽きないんですよねー。

久しぶりに会った人、初めて会う人とも
久しぶりとか初めてとか感じることがないのが
すごく居心地がよいのです。

「あのときこんなブログを書いてはったけど
どないでした?」という話とか
(意外と書いた本人は覚えていないことが多いことが判明・笑)
ブログのネタを考えるために夜も寝れないMさんの衝撃の告白とか
顔を見てみんなで話したり笑ったりする時間がもてるって
いいなーってつくづく感じましたよ。

もっともっとメンバーが増えたらさらに楽しいだろうなーという話になり
とりあえずAKB48をもじって、KKB48(経営者・会報・ブロガー48人)をめざそう!という
決議に相成りました(東京忘年会からの継続審議事案、無事可決されました!)

人数が増えたらTKB48(東京・経営者会報・ブロガー48人)と
OKB(大阪・経営者会報ブロガー48人)に細分化されます。
多分、OKBはすぐに48人の枠がいっぱいになりそうなので
さらに滋賀のメンバーを分割したら、滋賀のメンバーはSKB・・・ え、、スケベ??で大爆笑。

滋賀のメンバーをご確認いただければSKBはさらに笑えます!
(蒲郡のIさんもこちらのチームかな・笑)

という感じの楽しい夜でした。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました!



2011年12月14日(水)更新

元気だ状プロジェクト

年賀状や事務所の移転案内ハガキの作成をお願いしている
にっこう社さんが東北の印刷会社さん、
そして東北と関西の学生さんとのコラボで
「元気だ状プロジェクト」を立ち上げられたと聞き
早速ハガキを注文しました!











このプロジェクトは感謝の気持ちや
自分が元気でいることをハガキで伝えようという
プロジェクトです!

「応援する人」側でハガキを注文すると
「被災された人」に少しお役に立つことができる
仕組みになっているようです。

お礼状を出す機会が多いので早速使わせていただきます!

2011年12月09日(金)更新

コンビニエンスストア ampm 最後の雄姿

コンビニエンスストアampmは今年3月にファミリーマートと合併しました。
合併後、随時ampmはファミリーマートに転換し
先ほどampmのホームページで確認をしたら
12月9日現在、ampmとして営業しているのは全国で2店舗のみのようです。

そのうちの1店舗である江坂エスコタウン通り店は
私のお客様が経営しているお店です。
こちらのお店はファミリーマートには転換せず
明日12月10日9時で閉店になります。














こちらのお店は私のお客様にとっても1号店であり
思い入れが深いお店だったようです。

店舗の中に入るとほとんど商品はなく
コピー機やキャッシュマシーンももう使えない状態になっていました。













私が滞在したわずかな時間に、常連客と思われるお客様が
入れ替わり入ってきて、お店の閉店を惜しむ声をスタッフに掛けておられる
姿がとっても印象的でした。

コンビニって、無機質なようですが、実は地域のコミュニティの場となってるんですよね。

江坂のお店で働いてくださったスタッフのみなさん、そしてお店をごひいきにしてくださった
地域のみなさん、ありがとうございました。
私は単なる社労士ですが、オーナーと同じ気持ちでお礼を申し上げます!














2011年12月08日(木)更新

厚生年金適用範囲の拡大について【私見】

厚生年金に加入するパート社員の範囲を拡大すべく
社会保障審議会で検討中とのこと。

パート労働者をたくさん雇い入れている
外食産業を含むサービス業の顧問先を多く抱える私は
制度改正に反対です。

現在は正社員の4分の3未満の勤務時間・勤務日数であれば
厚生年金には加入させなくてもよいことになっているので
企業は週30時間までの勤務でパート労働者を雇っています。

社会保険に加入をさせないのは、悪意でもなんでもなく
保険料負担が企業にとってとてつもなく大きなものだからです。

パート労働者も年収130万円未満で勤務をすれば
ご主人の健康保険の扶養家族になることができるので
年金保険料も健康保険料の負担もありません。
当然給料の手取りが増えます。

パート社員が厚生年金に加入すると、確かに老後の年金の受給額は増えます。
しかしご主人が先に亡くなり、遺族厚生年金を受給するようになると
遺族厚生年金+自分の老齢厚生年金を受給できるのではなく
(遺族厚生年金-自分の老齢厚生年金)+自分の老齢厚生年金を受給することになるので
金額ベースとしては遺族厚生年金だけ受給しているのと同じになります。

*旦那が先に死んだら主婦が働いた老齢厚生年金は無駄になるってこと!

さらに厚生年金は保険料を払うことで、老齢厚生年金を受給できたり
万が一障害になった場合は障害厚生年金を受給できるというメリットはあります。
(主婦が亡くなっても遺族が遺族厚生年金を受給できるケースは稀です)

では加入するときにセットになっている健康保険はどうでしょう。

健康保険について自分が被保険者になって得することは、

・病気で会社を長期間に渡って休んだときに所得補償を受けることができる(傷病手当金)
・出産のときに休んだ場合に所得補償を受けることができる(出産手当金)

の2点だけです。

病院を受診するときは、自分で保険料負担をしていても、扶養家族であっても同じ負担割合なので
ぶっちゃけ保険料負担がない方が得です。

*出産・傷病欠勤がなければ、健康保険は扶養家族でいる方が得!

パートの範囲を拡大するなら、そもそも社会保険に加入すべき事業所で加入していないところや
週30時間以上勤務しているのに加入していない従業員など
現行の法律の中で、未適用事業所・未加入者の適用加入促進を徹底すべきだと考えます。

どうしても保険料収入を増やしたいのであれば、現在国民年金第3号被保険者になっている
厚生年金加入者の被扶養配偶者がいる被保険者(妻を扶養している夫)から
奥さんの分の保険料を徴収すればいかがでしょうか。

国民年金第3号被保険者の保険料については、その配偶者が負担しているのではなく
厚生年金に加入しているすべての人が負担しているって、こっちの方がおかしくないですか??

自営業(国民年金第1号保険者)のご主人を持つ専業主婦は自分で国民年金保険料を支払っていますが
老齢基礎年金を受給するときは、保険料を払っていないサラリーマンの奥さんと同じ金額って
そこは不公平だと思います。

厚生年金の受給開始年齢が60歳から65歳に引き上げになるに伴い
企業には定年延長の負担を背負わせ、
さらに70歳以上であっても一定額以上の報酬を受けている被保険者(主には中小企業の社長・会長)については
老齢厚生年金の支給調整がされていて、彼らは長年最高額の厚生年金保険料を負担しているにも
関わらず、年金の受給ができない状態になっています。

そんな中小企業の社長に、パートさんの社会保険の負担まで背負わせるとは!!

もし私が中小企業の経営者で週20時間勤務が厚生年金への加入ラインになると
法律が変更されたらこうします!

1.事業全体の見直し~人員を削減してスリム化。正社員のみでこなせる仕事にシフト
2.週30時間のパートは40時間勤務に引き上げ。社会保険料を負担しても育てたいくらい
能力と意欲がある人に限って雇用を継続する
3.パートの時間給については最低賃金と決める
4.外部の労働力の徹底利用。アウトソーシングや個人への業務委託


企業は人件費を全体で考えるので、この影響はパート社員にとどまらず
正社員の給料や賞与にも影響があるでしょう。
また、事業全体の見直しにより、パート社員の雇用だけではなく
正社員の雇用の継続も難しいというケースも考えられます。

パートが減ることで、正社員の負担が増え、過重労働への道に進むことにもなりかねません。

最後に年金保険料を払う人が増えるということは、将来年金を払わなければならない人が増えるということも
忘れてはなりません。
年金保険料って自分が将来もらうお金を積み立てているのではなく
今、年金をもらっている人のために自分は支払っているという仕組みになっています。

年金の支え手が将来減るからということで、適用範囲を拡大しようとしているのですが
それは受給者を将来増やすことになり、そのときにまた支え手が足りなくなるのは
目に見えています。

政府は各方面から専門家を集めて討論していると思いますが
生きていくのに必死の中小企業の現状にも目を向けてほしいです。




2011年12月05日(月)更新

『絶対にゆるまないネジ』

『絶対にゆるまないネジ』という本を読みました。
















東大阪でネジをつくっている会社の社長さんの本です。

東大阪にネジをつくっている会社はたくさんあると思いますが
こちらの会社で作っているネジは「絶対にゆるまないネジ」ということで
東京スカイツリー、瀬戸大橋、新幹線にも使われているそうです。

私も本を読んでわかったのですが
ネジというのは構造上ゆるんでしまうものらしいです。
しかし、この会社は「ゆるまないネジ」を開発されました。

そんないい商品を生み出すことができたなんて
さぞかし優秀な開発スタッフがいて、設備も整っていたのだろうと
思われるかもしれませんが、社長自ら図面を引き
当初の工場は、おつきあいしている大企業の人に
見せることができないほど小さく粗末なものだったらしいです。

本を読んでいて感じたこと。
うちの事業もなのですが、資金も人手も設備もない
小さな会社は、頭と足を使って営業せなアカンということです。

いくらよい商品ができても、実績がない会社からは
誰もモノなんて買ってくれません。
地道に営業をして使ってもらえる会社を1社ずつ増やし
リピーターを増やしていく。
実績が積まれることで信用も積み重なる、
そこまで商売として辛抱できるかどうかっていう話やねんなぁと思いました。
(社長はそこまで最低2~3年はかかるとおっしゃっています)

あと、自分が生み出した商品に対して
絶対的な愛情と確信を持つことができるかどうかって
大事だなぁと改めて思いました。

自分の子どもはどんなことがあっても自分が守ると思っていますし
社会できっと力を発揮してくれるものと信じています。

自社の製品に対しても絶対的な愛情を持ち、親のような強い気持ちで
子どもの活躍の舞台をどんどん開拓していくということなのではないでしょうか。

本のコピーに書かれている、東京スカイツリーや瀬戸大橋、新幹線への採用といえば
超一流の技術を誰もが認めている証拠だと考えられますが
その舞台まで我が子を乗せた東大阪の中小社長の奮戦記をぜひお読みいただきたいと思います!

ちなみにこちらはネジの現物です!
ご縁があって私の手元にやってきました!


















2011年12月04日(日)更新

さよなら サンタクロース

「今年はサンタさんからじゃなくてママからプレゼントを渡すから」

今日、マクドナルドのおひるごはんを食べているときに
突然子供たちに切り出しました。

「子どもがどんどん生まれて増えてくるから
君たちのような大きな子どものところまで
サンタさんが回りきられへんねんて。

ママに、代わりにほしいものを聞いて渡してあげてください、って
手紙がきててん」

「えーーー」っと反応したのは6年生の息子でした。

息子:「おねえちゃんは中学2年生のときまでサンタが来てたのになんで
僕はまだ小学生やのに来ぇへんの??
パパとママとサンタさんとそれぞれ別にもらいたいものがあったのに!!」

母:「まぁ サンタさんも年いっていくし、しゃあないやろ」

息子:「じゃあせめて25日の朝起きたときに枕元にママがプレゼントを置いておいてよ。
ドキドキしたいねん・・・」

毎年、今の時期になると
「ほら、サンタさんに手紙を書きや。
好きなもの言うとかな、サンタさんもわからへんで」と
子供たちをせかし、書いた手紙は、サンタクロースが入ってくる
2階のベランダに向いた壁に貼っていました。

クリスマス当日は、紅茶とお菓子を台所のテーブルに用意をして
娘が手紙を書いておいていました。

うちに初めてサンタクロースが来たのは
娘に物心がついたとき、彼女が2歳のときだったと思います。
それから13年間、毎年毎年サンタクロースはやってきてくれました。

自転車の依頼のときは玄関まで自転車を入れたり
(「あれ、自転車に貼ってるお店のステッカーがママのと同じだ!」と言われたりww)
人気のゲームソフトのときはどうしても見つけられずに
まさかの現金支給で「これでママに買ってもらってね」といったこともありました。

もうサンタが来なくなるのか、、と思うとわたしも少しさみしくなってきましたが
(断乳のときを思い出してしまいました)
子供たちも大人へのステップを踏んでいくということですよね。

新年が明けると娘は高校受験、息子は中学に進学という
ひとつの節目を迎えます。
わたしも子供たちの成長に負けないように、
しっかり「大人の見本」になるべくがんばらなくては。

サンタさん、子供たちに夢を与えてくれてありがとうございました!




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