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2013年01月28日(月)更新

舎弟くんの結婚式

先日の土曜日、舎弟くんの結婚式に参列してきました。



舎弟くんは、私の会計事務所時代にお客様だった会社の総務の担当者さんです。
私は、会計事務所を退職後も引き続き一部の業務だけお仕事をさせていただいており、
前任者が退職した後、異動でやってきたのが彼でした。

横浜出身で大阪には知り合いがほとんどいないって言っていて
ちょうど、うちの事務所の移転パーティの前だったので
「暇だったら手伝ってくれへん?」とお願いしたのがきっかけでした。

それ以来、舎弟として、勉強会にも同行したり、出版パーティにいたっては
大阪だけではなく、東京でのパーティもお手伝いしてくれて、
給料は払ったことはないけど、本当に献身的に仕事をしてくれた彼でした。

社会保険労務士の勉強もしていて(その後見事に合格!)
私の最初の本の原稿もしっかり読み込んでくれて、
けんかになりそうになりながらも、ズバズバ遠慮のない意見を
出してくれたのも彼でした。

めっちゃいい子なのに、長い間彼女がいなくて心配していたんですが
あるとき、会社に伺ってランチに行ったときに、彼女が出来たことを教えてくれました。
そこから順調におつきあいをすすめて今回のご結婚に至ったのです。

結婚式には、舎弟くんが勤務している会社を退職した人も来られていました。
その人はなぜか小学生の子どもさんを連れていました。

訳を聞くと、そちらの家庭は父子家庭で、あるとき、父親(元社員の方)が
3カ月の東京出張を命じられたそうです。
子どもは学校があるので連れて行ったり、親戚に預けるわけにもいかず途方にくれていたところ
1人暮らしをしていた舎弟君が名乗り上げて、子どもが1人にならないように
平日は毎日、そのおうちに泊まりにいってあげていたそうです。
通勤に1時間以上かかるところに毎日です。

本人からはそんな話は全く聞いてなかったのでびっくりしました。
そしてホントに感動しました。

舎弟くんのよいところは人間が素直なところなんです。
ご両親に愛情をかけて育てられたに違いないって思ってましたが
結婚式でご両親の姿、そしてご両親とご本人とのやりとりの様子を見て納得でした。

結婚式のスピーチで上司の女性が、結婚が決まったここ1年で
彼の仕事ぶりが変わりました、とおっしゃっていました。
朝早く来るようになったり、身だしなみがちゃんとしてたり・・(笑)

舎弟君を支えてくれるお嫁さんがきてくれて
彼のよいところが伸ばせる環境が整ってよかったと
心から思っています。

人は「誰かのため」に仕事をするとき、一番伸びると思います。
私の「舎弟」は卒業やね。
追い抜かされないようにがんばらねば!




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