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2012年02月09日(木)更新

餃子の王国~ホカホカの角煮まん

いつの間にか定着したうちの家のルールがあります。
それは、中学生の娘と小学生の息子、
二人とも帰宅したら、母の携帯に電話をすること。

娘の中学校は自宅から2キロくらい離れたところにあります。
小学校はうちの3軒となりにあるのですが
中学校は校区の端っこになるのでかなり遠くて
帰りも途中から一人になるので、特に冬は暗くなるのが早いし
いつも心配なので必ず電話を掛けてもらうようにしています。

ところが昨日は18時を過ぎても電話がありませんでした。
自宅に何度掛けても呼び出し音が鳴るばかり。
何かあったのかと主人に連絡をしようと思っていたら
知らない番号から携帯に着信がありました。

出てみると息子で、家の鍵を忘れて学校に行ったので
家に入ることができず、近所の友達の家で電話を借りたとのこと。
お姉ちゃんもまだ帰ってこないということでした。

娘がまだだってことは、次に電話をすべきは中学校です。
もう18時半になろうとしていました。
金曜日に受験なのに、何かあったらどうしようと
心配で胸がいっぱいになりました。

携帯電話を手に取ったとき、着信があり、今度は家からでした。
娘が帰宅途中に、息子の自転車が友達の家の前に置いてあるのを見つけ
ピンポンを押して一緒に帰ってきたとのこと。

息子の自転車の前かごにランドセルが入っているのに気付き
「どーせ家の鍵を忘れたんやろ、と思って連れて帰ってきた」とのことでした。

一方息子の方はというと、学校で鍵を忘れたことには気付いたけれども
友達の家で遊ぶ約束をしていたので大丈夫だと思っていたそうです。
17時半まで友達の家で遊び、帰宅してしばらく家の前で待っていたんですが
姉が全然帰ってこないので、近所の友達の家に電話を借りにいったとのことでした。

娘が迎えに行ったとき、息子は近所の友達の家で
角煮まんをごちそうになっていたそうです。
娘の分も下さったそうで、娘いわく、
「あの角煮まんは、いつもうちでも頼んでいる餃子の王国のんやったで」とのこと。
(画像はホームページからお借りしました)















お礼の電話をさせてもらったら
「そんなんお互い様やん!晩になってきたしおなかも空いてるやろと
思ってちょっとやけど食べてもろてん」って言うてくれはりました。

昨日はとっても寒い日だったので、家の前で娘を待っていた息子の身体は
冷え切っていたと思います。
電話を貸してくださっただけではなく温かい食べ物までいただいて
息子もさぞかしほっとしたことでしょう。

年金問題で、保険料負担のない3号被保険者のことがやり玉に上がることも多いですが
こうして家にいてくれはるお母さんに、働く母はどれだけ助けられているかわかりません。

自分が自分らしく生きることができるって、自分ががんばっているからではなく
周りの人の支えがあってこそなんですよね。

あ。。タイトルは「ホカホカの角煮まん」でした。
お友達をもてなせるよう、うちにも常備をしておきたいと思います。
餃子の王国さん、いつも美味しい食材をありがとうございます!


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