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2011年01月22日(土)更新

4作目『給料の本』の原稿ができました。

4作目の書籍となる『給料の本』(タイトル未定)が脱稿しました。
1作目『トクする人の雇い方』 2作目『社員の正しい辞めさせ方』
シリーズとなる本です。

『雇い方』は「入口の本」で人を雇うときに知っておきたい基礎知識をざっくり書いたものです。
『辞めさせ方』は「出口の本」で困った社員がいるときや、
会社の経営が苦しくなったときの対処方法を書いたものです。

今回は「雇う」と「辞めさせる」の間にある「社員の使い方」の本です。
社員を雇うということは、タダで働いてもらえるわけではなく、給料の支払いが必ず発生します。
しかし「果たして給料分働いてもらっているのか?」と経営者は考えますが
社員は「自分の働きに対してこの給料は安すぎるやろ」と考えているかもしれません。
この意識のギャップはどうすれば埋めることができるのか。

また働きと給料のバランスが取れていないときに、
どうすればそのアンバランスを修正できるのか、
またできるだけ人件費を下げたいと考えたときにどうすればいいのか
など、給料関係の内容に絞って書いております。

自分も経営者ですが、お金はとっても大事なんですよねー。
自分が贅沢をするためではなく、事業運営のためにお金は必須なんです。

それであれば、1円のお金でも事業の運営のためにより有効になるように
使いたいと思っています。
社員さんの給料もどんどん上げるのは、やぶさかではありませんが
そのためにはそれだけの仕事をしてもらわないと・・とも思っています。
費用対効果を常に考えていますので。

給料を決めるということは人の働きを金額で評価するってことです。
自社の支払能力もあるし、社員の生活もあるし、世間相場もあるし
色々考えないとダメなので本当に難しいです、
今回の本で少しでも経営者の方の給料に関する悩みが
解決されることになればいいなーと思っております。

原稿完成!と書きましたが、実はまだまだ図版を作成したり、
編集者さんとの調整もあり、完成のスッキリ感はありません。
本を書くチャンスをいただいたからにはよりよいモノを読者の方に届けたい。
3月末の発売に向けて、全力でブラッシュアップをかけたいと思います。

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