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2010年06月22日(火)更新

職場のハラスメント防止研修

一昨年、治部電機さんの大阪市きらめき賞応募の
お手伝いをさせていただいたことで、大阪市女性協会とご縁ができ
企業研修の講師の依頼が来るようになりました。

今週末は「ハラスメントのない職場にするために」という
テーマで講師をさせていただきます。

昨年末にセクハラ研修をやったのでセクハラについては
仕入れはバッチリだったのですが、パワハラは、今回の研修のために
かなり勉強をしました。

近年、度を過ぎた指導で精神疾患になり、最悪の場合は自殺。
労災認定を争った後に、会社に対して安全配慮義務違反による
損害賠償請求というパターンが増えています。

精神疾患が労災であるかどうかの判断基準にも、
「ひどいいじめや暴行を受けた」
「達成不可能なノルマが課せられた」
などの項目が平成21年4月に新たに加えられてます。

部下への対応は要注意です。
以下のチェックリストをご参考になさってください。
ちなみに私は資料を作成しながら、ドキっとすること多数でした(汗)

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■あなたの「パワハラ加害度」チェック

1.出来の悪い部下ばかりを割り当てられている気がする
2.目障りに感じる部下がいる
3.部下の仕事の内容を把握していないことがある
4.部下によく説教をする
5.部下を叱るとき、人前かどうかは気にしない
6.部下の人間性まで攻撃することがある
7.部下は自分の顔色を見て行動する
8.自分に異を唱える者はいない
9.病気がち、休みがちな部下が多い
10.何人か一緒に辞めた部下がいる

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仕事なので「指導・教育」は必要です。
が、感情的にならないこと。
繰り返し、執拗に行わないこと。
何よりも愛情を持って相手の人間性を尊重して接することです。

いつでも何でも話せる風通しのいい職場つくりが大事ですね。

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