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2010年04月20日(火)更新

【増刷御礼】辞めさせる本 4刷です!

昨年12月に発売となりました
拙著『トラブルにならない社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方』が
おかげでさまで、またまた増刷となり、なんと4刷となりました!
みなさんの応援のおかげです!ありがとうございますっ!

トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
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4月1日に土井英司さんのビジネスブックマラソンでご紹介いただき
アマゾンですごくランキングが上がりました。
書店さんでも平積みしていただいているところが多く
本当にありがたいことです。

この本を書いたときに考えていたことは

・経営者に「解雇や賃下げは絶対にできない」という呪縛から逃れてもらいたい
・決断をしたときには従業員さんときちんと向き合って、
やるべきことはやって礼を尽くしてほしい。
・雇われる人にもぜひこの本に目を通してもらい中小企業の経営者の
苦しみも感じてほしい


というようなことです。

全国の労働基準監督署に設置されている総合労働相談コーナーに
寄せられる相談で一番多い内容は解雇をめぐるものです。
私も平成17年度に東大阪労働基準監督署で相談員をしていましたが
解雇をめぐる相談が一番多かったと記憶しています。

辞めさせられる社員からすると、職を失い明日からの生活に対する
大きな不安を抱えることになることと、なんで自分が辞めさせられないと
いけないのか!という人間としてのプライドを傷つけられた恨みが
すごいパワーになって、経営者に食ってかかることになるのでしょう。

人を雇うのも経営者の判断であれば
辞めさせるという判断も経営者はすることができます。
法律にも「辞めさせてはいけない」とは一言も書いていません。
書いているのは「辞めさせる場合のルール」です。

しかし、相手は生身の人間です。
しかも会社のために仕事をしてくれた社員さんです。
経営をしていれば、社員さんに辞めてもらうときもあるでしょう。
相手の人格を尊重して、礼を尽くして辞めてもらうことが
「解雇の作法」というべきものかと思います。

経営者をサポートする立場の人間として
自分の持つ情報と経験をこれからも本やブログ
講演で発信していきたいと思います。

【大事なお知らせ】********************
辞めさせる本を担当してくださった編集者さんが
このたびの異動で、経営者会報ブログの事務局に来られました!
田中 学(タナカ ガク)さんと言います。
日本実業出版社 女子社員人気ナンバーワンの30歳イケメン君です。

学さんは、経営者向けの月刊誌『ニュートップL』の編集担当でもあります。
大西さん、酒井さんたちと一緒に若手の視点で
バシバシ中小企業の経営者に切り込んだ記事が期待できます。
みなさん、学さんのこと、よろしくおねがいしますね!!

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