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2010年02月06日(土)更新

何のために本を書くのか

昨年は2冊の本を上梓させていただきました。

小さな会社の トクする 人の雇い方・給料の払い方
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トラブルにならない 社員の正しい辞めさせ方・給料の下げ方
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そもそもどうして本を書こうと思ったのか。
そして本を書いたことでどんな発見があったかお伝えしようと思います。

本を書こうと思ったきっかけは、本が好きだからです。
自分自身、わからないことがあれば、本屋さんに行って
本を買い求め、本で調べるということを実行していました。

本屋さんでの時間は至福の時間でもあります。
仕事に使う本以外にも、自分の知らない世界や考え方に
触れることができる本と出逢い、他人の経験や知識に触れることは
明日への活力を得るためには私にとって欠かせないものでした。

本屋さんにいると、いつかは自分も情報を発信する方になってみたい、
この棚の中に存在したい、と強く思うようになりました。

そして、仕事の面で色々ご相談を受けていると
ほとんどがトラブルが起こってしまった後での相談であることに
気付きました。

知っていれば、トラブルに巻き込まれなかったのに。
そしてその知っていくべき知識は、そんなに難しいことではないのです。

そこで、最初の本が生まれました。
人を雇ったときに、労働法も、社会保険も、法律の区分に関係なく
こんなことに気をつけておいたらいいですよ、という内容を
ざっとまとめたものです。

そして本を出したあと。
自分が予想していなかった反応がたくさんありました。

北海道や四国、中国地方、など、遠方の方々から
本の感想をメールでいただいたのです。

ご主人が経営をされていて、会社の事務をされている奥様から
もっと早くこの本に合ってたら色々悩まなくても済んだのに、
というご感想をいただいたり、
社労士事務所を始めたばかりで、こんなことをお客様に伝えたいという
感想をくださった社労士さんなど。

本ってすごい波及力があるんだなぁって実感しました。
そして、お目にかかったこともない人達に喜んでもらっている、
本が増刷になったときも、本をお買い求めいただいている方達の
ことを思い、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。

先日、増刷記念に、事務所通信をご購読いただいている方に
著書プレゼント企画をしました。
先着10名様に本を2冊セットでプレゼントさせていただいたのですが
応募者の中に、最初の本のときにご感想メールをいただいた
岡山の社労士さんが含まれていました。

早速本が到着した様子をブログにUPしてくださいました。

■岡山の社労士 川上陽子さんのブログはこちら>>>

こうやってご縁がつながっていくこと、本当にありがたいことです。
これからも、本を読んでくださる人のことを深く考え
よりお役に立つ内容を発信していきたいと思います。

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