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2011年10月23日(日)更新

大阪弁護士会研修会でパネラーとして出講

大阪弁護士会の一水会という会派の研修会でお話しをさせていただく
機会をいただきました。

『隣接士業に聞く営業活動の極意」というテーマで
司法書士さん、行政書士さん、税理士さんと一緒に
パネラーとして60名くらいの受講者の前で
お話しをさせていただきました。
























ちなみにもちろんですが60名の受講者はすべて弁護士さん。
以前も別の会派の勉強会で講師をさせていただきましたが
弁護士さんの集団って圧巻です!

事前に研修委員の方が
聞き取り調査にも来てくださっていて
(弁護士さんなので聞き取り上手でした)
当日も1時間前に集合して他のメンバーと顔合わせのあと
打ち合わせで、周到な準備に感激しました。
(今までパネルディスカッションはぶっつけ本番なことが多かったので)

当日も、私自身が他のメンバーの方のお話しに
学ぶことが多くありました。

司法書士の先生は全国規模に法人展開をされていることや
あとは最近は業務が入札になり、考えられないような価格て落札されていることなどを
お話されていました。

行政書士の先生は、あえて王道の仕事(建設業の許認可など)を取っていっておられるとのこと。

税理士さんは専門分野(資産税)の仕事でかつ1件100万円以上の仕事しかやらない、などです。

当日初めて会ったメンバーでパネルディスカッションでしたが
みなさん、さすがだなぁと思ったのは他人の発言を全否定するような発言をすることがないこと、
むしろ、他の人の言葉を受けて自分の話につなげることなどの気遣いがバッチリでした。

今回、このような企画をされたのも、弁護士さんも司法制度改革で人数が増え
従来のように「弁護士」という資格があるだけでは食べていけない(かもしれない)こと。

今までは、営業なんて考えなくても仕事が取れたので
先輩弁護士のサクセスストーリーは今後は通用しないので
他の士業のやり方を学ぼうということで今回のように我々隣接士業の話を
聞いてみようという企画になったようでした。

大阪にもたくさん社労士がいる中で私を選んでくださったのは
研修委員の先生が拙著『稼げる社労士の集客術』を読んでくださったからです。
しかもそもそも隣接士業の話を聴こうとなったのも、拙著の中の事業仕分けの中に
「同業者との勉強会は止めよう」という内容に刺激を受けたからということでした。

本がきっかけでリアルの人間関係がつながっていくってありがたいですね。
パネラーをさせていただき、学ばせていただくことがたくさんありました。


2011年10月16日(日)更新

「ベストセラー著者になるセミナー」に参加をしてきました

昨日は東京で「ベストセラー著者になるセミナー」に参加をしてきました!
主催は「IDEA HACKS!」等々たくさんの著書がある
小山龍介さん率いる株式会社ブルームコンセプトさん。

小山さんと共同経営者であり、こちらもたくさんのたくさんの著書がある
午堂登紀雄さん、原尻淳一さんも講師として登壇されました。
(写真は原尻淳一さん)
























本を書く際のアイデアのまとめ方などなど
次の本を書くときにすぐに取り入れたい内容が盛りだくさんで
とにかくメモをとりまくりました。

今まで本を4冊書いてきて、一所懸命やってきましたけれども
「自己流」的なところがあり、このままでよいのかなーって悩んでおりました。
女子特有(いや、私特有?)の、気分の浮き沈みで
元気なときと、そうじゃないときの文章に波があることも気になっていました。

本を書くのも家を建てるのと同じで(・・・って家を建てたことはないですが・汗)
最初にしっかり設計図を書いて、必要なものは揃っているか
住んでもらいたい人にとって住みやすい家になっているのか
扉がついていない部屋はないかどうかなどを確認しながら
進めていくべきだと改めて感じましたよ。

有料セミナーなので、あまり具体的な内容をブログでは書くべきでないと
思うのですが、3人目の講師である小山龍介さんが語られた
「場への与贈」という言葉が特に印象に残りました。

本を書くということは自分のために、自分が書きたいものを書くのではなく
どのような場にいる人に、どのように役に立つのか
自分が大切にしたい場に対して自分はどのようなプレゼントができるのかを
考えることだ、というようなお話がありました。
(井寄流解釈)

小山さんの「場」の話はすごく共感ができました。
そもそも私が東京までわざわざ今回の出版セミナーの受講に行ったのも
小山さんや原尻さん、午堂さん達と場を共有したいと考えたからだったからなのです。

今年2月に小山さんたちがお台場でイベントをされた際に
ご縁があってお手伝いをさせていただいたことがあり
その場がすごく居心地がよかったので、またみなさんとご一緒したいってずっと思っていました。

7月に義母が亡くなり、改めて人の命が有限であることを体感し
それ以降、自分の命がある間に何をなすべきかを毎日考えています。

商売をバリバリやるのもひとつの選択だと思いますが
今の仕事を始める原点となった思いである
「人に必要とされる人間でありたい」をベースに
自分ができることで人の役に立つことを考えていきたいと思います。

本を書くひとつのきっかけが「中小企業の経営者にとっての姫となる!」という
壮大な隠れ目標がありました(公開しちゃいましたが・笑)

仕事で経営者のみなさんと話していて、そして自分自身も人を雇う立場になり
経営者だからこそがんばらなければならないことがたくさんあって
しかしそれは他人には言えず、自分を律してぐっと堪えておられる場面もたくさんあるように感じています。

そんな経営者のみなさんにとって心を開いて本音で話せる存在であり
問題解決の糸口になるようなヒントを出すことができればよいなぁって思っています。
経営者である限り、決断はみなさんご自身がされることなので、私はそのそばで
どんな決断をされても経営者を応援しつづける存在でありたいと思っています。
もちろんどうしてもダメ!のときは、付き合いがなくなる覚悟で止めにかかりますけど・・

ま、ともあれ、参加してすごくよかったです。
明日への活力をいただきました。
5冊目の本の企画が通っているので(今回は日本実業出版社さんではなく他の版元になります)
このいい「気」が身体に充満しているうちに執筆を進めたいと思います。

インターネットのおつきあいもよいですが、自分が動いて、この人という人達と
時間と場を共有することが大事だと改めて思いました。
小山さん、午堂さん、原尻さん、そして会場で出会ったみなさん、ありがとうございました!


2011年10月04日(火)更新

顧問料って何じゃらほい

今日、久しぶりに値切られました。
ご紹介のお客様で見積もり書を出していたのですが。
しかも結構滅多切りです(笑)

我々の顧問報酬は月額平均3万円~5万円で決して大きな金額ではありません。
(会社の規模(社員数)と相談内容によってわけています)
しかし、その根拠は何やねん、と言われると
「うちの事務所の規定です」としか言いようがないんですよね。

我々士業の報酬基準というものが一昔前は存在していたのですが
今は撤廃されているので、うちの事務所の報酬基準も自分で決めたものです。

私の場合、90分の相談で3万円という基準を自分で決めています。
それは売上げ目標があり、さらに人件費や家賃などの支払いと
次のステップに進むための仕入れの経費などを考えた上での設定です。

今日のお客様は製造業なので原価計算などをしっかりされています。
すべての数字に根拠を持っておられます。
決して経営状態が悪いから値切ってこられたのではなく、
むしろ真逆で今の経営環境の中でも
無借金経営で利益率を聞くとビックリするくらいの会社です。

我々の仕事は原価がないものですが、もっときちんとその根拠を説明できないと
対抗できないなぁと感じました。
そしてその価格というのは、自分の基準ではなくて、お客様が感じる価値なのかなぁと。

価格が合わなければ仕事を受けないというのもひとつの選択だとは思いますし
今もそう考えていますが、それにしてもちゃんと価格設定の根拠を説明できるように
ならないとダメですね。



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