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2008年10月27日(月)更新

未払い残業代最高は30億円!!

昨年度労働基準監督署が未払い残業代についての是正指導を
行った事業所のうち、100万以上の支払いをした企業が最多の
1728社になったそうです。

支払い総額も272億円で過去最多。
最高額は関西の家電量販店で30億2279万円!!
是正指導で最も多かったのが製造業(437社)、次に商業(432社)とのこと。
中でも悪質な違反で検察に書類送検された事案が35社あったそうです。

厚生労働省発表はこちら

こわいですね~
30億ってすごすぎます。

でも先日、顧問先ではないお客様なのですが
現状での未払い残業代の計算を依頼されて計算してみたら
正社員30名で1ヶ月で500万くらいありました。
(そこも極端な例ですが)
監督署に是正指導をされて2年分さかのぼられたら
30億にもきっとなるんでしょうね。社員数が多ければ。

労働時間管理と残業代対策について
とりあえず今すぐにできることは以下のとおりです。

1。労働時間が法定労働時間(週40時間)を上回っていないかどうか確認する。
上回ってる場合は、給与の内訳の中のいくらが法定労働時間分で
いくらが時間外労働の分かを明確に分ける。
(時間外労働分については通常時間単価の1.25倍になってることが必要です)

労働時間については、必ずしも1日8時間以内、40時間以内でなくても
1ヶ月単位の変形労働時間制(1ヶ月で平均すれば1週40時間以内になる)や
1年単位の変形労働時間制(1年で平均すれば1週40時間以内になる)の
方法も可能です。

いずれも就業規則に変形労働時間制を導入していることを明記し
1年単位の変形労働時間制については労使協定を監督署に届ける
必要があります。

2.残業が多い人、多い部署について徹底的に業務の見直しを行う。
パートさんや派遣さんなど非正規社員で対応ができない業務なのか
どうかを確認する。

3.総労働時間を減らすためには休日を増やす。
業務の標準化を行い、製造業であれば多能工の育成を行い
土曜日の出勤が多い場合は交替で休めるようにする。

1年単位の変形労働時間制を導入した場合
1日8時間労働であれば105日の休日が必要です。
もちろん年次有給休暇は含まれません。

4.名ばかり管理職、営業職のみなし労働時間に要注意。

名ばかり管理職については、決裁権のない課長など
わずかな役職手当で時間外を未払いにしているとアウトです!

営業職のみなし労働時間についても今はかなり危険です。
なぜなら「みなし」というのは営業職など外回りの人は
会社の指揮命令も届かず、どこで仕事をしているかの把握もできず
労働時間の把握ができないので、通常労働時間を働いたと
「みなし」ましょう、という趣旨なのですが、これだけ携帯電話が
普及した世の中で、営業職の労働時間が把握できないわけがありません。
あと営業のあとに事務所に戻ってきてる場合なども、事務所での仕事は
「みなし」ではないので要注意です。

以上今、考えつく分を書いてみました。
どのみち、監督署が来てからでは遅いです。

残業をしてもらっていて残業代を払わないですむ方法はありません。
払いたくないのであれば残業をさせない。


残業しなくてもいい仕組み作りと、あとは総額人件費で考えて
残業代をきちんと支払って、賞与で調整、昇給率を下げるなど
「払わなければならない」前提で対策を考えてみてくださいね。

2008年10月26日(日)更新

娘のお土産

娘が修学旅行から帰ってきました!
土・日は私が研修受講をしていたので
帰ってきた娘を迎えにはいけなかったのですが
土曜日は懇親会を早々に切り上げて、急いで帰宅しました。
お土産は真珠のペンダントと、主人とお揃いの携帯ストラップでした。

おこずかいは3,000円。
自分なりに使い道を考えて、家族一人づつのお土産と
お菓子も買って来てくれました。

旅行先でのお土産話もたくさん聞かせてもらいました。
親が心配しなくても、子どもは子どもの世界で
ちゃんと生活をしてるんだなぁってつくづく感じました。

保育所で過ごした6年と同じ期間の
小学生生活が終ろうとしてるんですね。
早っっ

反抗期もあるでしょうが、それも乗り越えれば
同じ女性同士として、一番身近な相談相手になってもらえそうです。
これから彼女の成長が楽しみです。

2008年10月24日(金)更新

娘のいない夜

朝6時に起きて、6年生の娘は修学旅行に出かけて行きました。
運動会が終ってからの約3週間は、
持ち物の準備でワクワクバタバタの毎日でした。

自宅で仕事をしていると、子ども達がケンカをする声が聞こえてきたり
二人が順番に「おなかすいた」「宿題を見て」とか言ってくるので
仕事が中断されることがたびたびです。

今日は息子だけだから静かに仕事ができる、と思っていたら
息子も一人でテレビを見るのは退屈らしく
ずっとママ、ママとくっついてきます。

今日の晩御飯はキムチ鍋。
辛いものが嫌いな娘がいない今日!ということで
息子のリクエストで実行しましたが
いつもは4人の食卓が3人だとやはりさみしいです。

文句言いだけど、私より地に足がしっかり着いている娘。
早く帰ってきてほしいです。

自分が出張のときは、気持ちよく2泊3日もありですが
自分が置き去りにされる立場になるとさみしいもんですね。

2008年10月20日(月)更新

事務所通信の配信方法の革新

土曜日にメルマガコンサルタントの平野 友朗さん
コンサルティングを受けました。
大阪の事務所に来ていただきました。

今回のご相談内容は以下の3点でした。

1.事務所通信の配信方法のご相談
2.出版の原稿のチェック
3.今後の事業展開とHPの更新についてのご相談


私は2005年1月に独立を決意し会計事務所を退職してから
ニュースレターの配信をずっと続けています。
「いより通信」として毎月1日にお客様にメールで送信させていただいております。

内容は労働・社会保険の法改正情報や助成金の情報
労使関係についての裁判の判例の解説などと
当月の給与計算・社会保険の注意事項、
最後に気づきや近況報告・セミナー情報などを掲載しています。

当初はPDFファイルでメールに添付をして送っていたのですが
平野さんにHPのプロデュースを受けることになり
メールに添付ファイルだと受け取る側に負担になるということで
WEB上にファイルを置いて閲覧できるように変更しました。

その後、村上 肇さんからのアドバイスでPDFだと検索エンジンでかかっても
そこからHPに飛べないのでもったいないですよ、と教えていただき
過去2年分の記事をHTMLに置き換えて、
現在はHP上にニュースレターを置き、そのご案内という形でお客様や
ビジネスパートナーのみなさんにメールを送らせていただいています。

でもずっと気になっていたことがありました。
メーラーのアドレス帳を使い、その月ごとにBCCで送信していたので
同じ人が複数のアドレスを持っているときに、それぞれに配信してしまったり
配信漏れがあったりしていました。

あとは配信解除の仕組みができていませんでした。
「このご案内が不要な方は空メールで返信をしてください」とは
書いていますが、なかなか空メールの配信はしにくいと思います。

この2点を改善すべく、今回セミナー事業部立ち上げの際に
導入したオートビズを活用してニュースレターの配信を行うことにしました。

平野さんには事前に
「オートビズのマニュアルを見て自分で一度やってみてくださいね」と
言われていたのですが、取説が超苦手なため、何もできませんでした。
当日になって平野さんご自身が「僕がやった方が明らかに早いですから」
とおっしゃって作業をしてくださり、あっという間に仕組みができあがりました。

今後の使い方の説明を受けて、
「はい、わかりました。」と言うと
「メモしないんですね」と注意されたので、
画面をコピーで貼ってプリントアウトして
言われた注意事項を思い出してメモ書き。

ここで「意外とちゃんと覚えてますね。」とお褒めの言葉ゲット。
「壁にぶちあたりながらカラダで覚える性質なんで・・・」と
訳わからないレスポンスを返しながら、懸念事項が解消されました。

ニュースレターの登録フォームもできましたので
よろしければぜひぜひご登録くださいね。

いより通信登録フォームはこちら

来月1日にこの仕組みをつかって事務所通信を配信するのが楽しみです。
今までは自分の知っている人宛に配信だったのですが
今後はHPやブログ経由で直接存じ上げない方も登録をしてもらえれば
うれしいなぁと思います。

2008年10月19日(日)更新

週末は出版のコンサルティング&セミナー受講

出版の企画が通ってから2週間が経過しました。
「前書き」と「第一章」をまず書くことになり
先週完成させて、私がビジネス全般について
コンサルティングを受けている平野 友朗さん
土曜日にチェックを受けました。

平野さんは土曜日は朝一番に宮崎を出発されて神戸入り。
神戸でコンサル2件こなして、大阪市内にあるうちの事務所に来られたのは
16時半でした。
そこから事務所通信のご相談を1時間。
その後約2時間に渡り、原稿の内容についてご指導をいただきました。

平野さんのご指導を受けて、自分はまだまだだなぁと感じて
(大西さん、ご心配お掛けします・・)
正直少し考え込む場面もありました。

そして日曜日。
広島まで土井英司さんのセミナー受講に行って来ました。
今回のセミナーは「フォーカスリーディング」の著者の
寺田 昌嗣さんもお話をされました。

フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術
フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術


土井さんのお話をお聞きするのは、
昨年東京で出版マーケティングセミナーを
受講してから約1年ぶりです。

今回は「情報の取り方と活かし方」について
お話をされました。

●情報の裏を読む。発信者の意図は何か。
●あふれる情報の中から悪い情報を見分けて捨てることが大切。
●世の中は「わらしべ長者」=交換 が資本主義の原則。
自分の持つ情報の中で何が一番価値のあるものかに気づくことが大切。
●本当に人が動く情報=自分と関係があると感じさせるもの
●情報は発信するとことに集まる
●人に貢献することで人と情報が集まる。


中でも以下のお話が今の私の心に突き刺さりました。

●自分の持つ情報の中で何が一番価値のあるものかに気づくことが大切。
●本当に人が動く情報=自分と関係があると感じさせるもの


土曜日に平野さんに受けたアドバイスと、
日曜日の土井さんのセミナーでのお話を自分に落としこんで、
帰りの新幹線で早速原稿の見直しを行いました。

今回の出版のチャンスはたくさんの方のご支援でいただいたものだと
思っています。
みなさんの応援の気持ちに応えることができる内容にしたいので
情報の出し方、伝え方について、先駆者のアドバイスもいただきながら
進めていきたいと思っています。

ありがたいことにもうお一人大物著者さんが原稿の下読みの
申出をしてくださっています。
ご縁と支えてくださるみなさんへの感謝の気持ちを
忘れず、執筆活動に励みたいと思います。

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