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2012年12月28日(金)更新

青森までお仕事に行ってきました

拙著『社長!「非常識社員」はこう扱いなさい』をお読みいただいた
青森のお客様より、就業規則改定等のご相談をいただき
12月25日から27日まで2泊3日で青森まで行ってきました!



(人事の担当者さんと 帰りに記念撮影)


ちょうどこの冬一番の寒波到来とのことで
青森の気温はマイナス4度とか6度とか・・

でも外を歩くことがほとんどなく、屋内は快適だったので
直接寒さを感じることはなかったです。

25日に東京から青森に入り、青森空港から雪の中
お迎えにきていただいて車で移動すること2時間半。

昼食をはさんで晩まで会議室でみっちり。
晩は地元の美味しいお魚をいただきました。



(今がシーズンのタラの白子のステーキ)


2日目は朝から晩まで社長も交えてみっちり。
3日目も11時まで総括および、年末調整のアドバイスなど・・・。

お声がけいただいた会長さんも、社長さんも、人事部長さん、
そして担当者さんも、判断と仕事がすごく早くて、短期間で集中して
濃い時間になりました。

そして、青森はもちろん寒いんですが、空気が澄み切っていて
人も温かくてとってもいいところでした。

帰りは雪の影響で青森空港からの便の発着が危なかったので
急遽、仙台空港からの便に切り替えて行動。
東北新幹線の駅まで車で送ってくださるとおっしゃっていただいたのですが
雪で時間が読めないことと、年末でお忙しいときでもあるので
最寄駅から電車で移動をすることにしました。



(道路の写真ではなく、線路の様子です。完全に雪で埋まってます。
この状態でも電車が動くことがビックリ!)

電車は雪と強風のため遅れていました。
仙台からの飛行機は時間にかなりの余裕を見て予約していましたが
新幹線が1時間に1本なので乗り遅れたらギリギリというタイミングでした。

八戸駅で乗り換え時間0分。荷物を抱えて切符も買わずに超ダッシュ。
新幹線も5分遅れだったのでなんとか間に合った次第です。
(こんな感じだったので谷口さんに会えず残念でした)

今回の東北ツアーでの教訓。
飛行機や列車は予約をせずに当日の気候を見て判断すること。

雪の中、不自由を日常にして生活をされているみなさん、すごいなって思いました。
でも、大阪に帰ってきてたくさんの人に揉まれて分刻みの電車に乗って・・という
がさがさした生活も、どうなんかな、とも思いましたけど。

現地に行ってみてわかること。体験してわかることがまだまだありますね。
私の本が地方の方にも届いて、こうしてお役に立てた(はず)こと。
とってもうれしく思います。


2012年12月12日(水)更新

拙著をお読みいただいた青森の会社からコンサル依頼が!

昨日、拙著をお読みいただいた青森の会社からコンサル依頼をいただき
急遽年末に2泊3日で青森に行くことになりました。

先方の担当者と連絡がついてから正式決定するまでわずか2時間。
意思決定の速さのスピードも波長がばっちり合うようです。

経営者の方から直接お電話をいただいたのですが
私は外出中だったので直接お話はできず、
どの本をお読みいただいてご依頼に至ったのかは確認ができなかったのですが、
書いている内容から、私の社労士としての考え方に共感をして
ご依頼をいただけたものだと確信しています。

旅費をご負担いただいてまで、青森に呼んでいただけるなんて本当に光栄で、
もう何が何でも絶対にお役に立つぞ!という気持ちでいっぱいです。

冬の青森は未体験です。年末最後のお仕事がんばってきます♪


2012年10月22日(月)更新

新刊『社長!「非常識社員」はこう扱いなさい!』もうすぐ発売です!

今年2冊目の本(通算6冊目です)が10月30日に中経出版さんから発売になります!



最近、労務関係のご相談を受けていて感じることは
社員の人、めちゃめちゃ労働法を勉強していて
権利として使えるところはとことんまで言ってくるなーということです。

会社に迷惑をかけて辞めることになったのに、ちゃっかり有休の消化だけはするとか、
体調をくずして会社に来れなくなり、自ら傷病手当金について調べてきて
「傷病手当金をもらいながら休みます」って自ら申請してくるとか・・

そもそも会社には仕事をしにきているはずなのに
「労務の提供」よりも、自分が使うことができる権利のことばかり
言ってくる人がいるように思います。
(「働けなくてごめんなさい」「周りの人(や会社)に迷惑をかけて申し訳ない」とかが
感じられないんですよね・・)

もちろんすべてのすべてがそんな人ではないと信じています。
でも、有休をクレジットカードのポイントの使用期限と同じような感じで
考えてはるんかなーって。
使わないと消えるので使わないと損!みたいな感じ??

今までの本の通りに、内容は至ってまっとうです。
ずるいこと・あくどいことは一切書いていません。

経営者の方からよくご相談を受ける

「これってどこまで受け入れやなアカンのか」
「こんなこと言うてきたけど、法律的にはどないなってるんか」
「会社としての対応策はどないしたらええのか」
「まともに仕事をしている社員が損をせえへんしくみをつくるにはどないしたらええんか」


という視点で解説している内容となっております。
(当初、大阪弁の経営者だったのですが、全国展開で売りたいということで、標準語の
経営者となってしまったことをここだけの話として伝えておきます)

発売になりましたら、ぜひぜひお手に取っていただきますようお願いします!

アマゾンで予約開始となっておりますが
お近くに大型書店がある場合、書店さんで購入をしていただけるととてもうれしいです!
書店さんでガンガン売れて、入口の「話題書コーナー」に50冊ぐらいドカンと積まれることが
著者 いよりんの夢なので・・・

発売まであと10日!今回も応援をよろしくお願いします!!



2012年04月26日(木)更新

6月刊の単行本、無事脱稿しました!

現在、1年ぶりに単行本の執筆をしております。
今回は、日本実業出版社さん以外の版元で初めて出版をさせていただきます。

6月に発売予定の本で、本日無事、原稿を書き終えることができました。
今回もやっぱり苦しかったです。

伝えたいことはたくさんあるけれども、ひとりよがりの考えになっていないか
本を手にとってくれた人にとって必要な情報になっているのかなど
自問自答しながら書いていると、怖くて前に進めなくなるときもありました。

追々本の詳細についてはご紹介をさせていただきます。
応援いただけると幸いです。

2012年03月12日(月)更新

始末をつける大切さを船場の会社で学びました


私が24年前に新卒で入社をした会社は当時で創業100年を越える
大阪船場にある繊維商社でした。
婦人服地と手芸や雑貨用のコットンの生地を扱っていました。

入社したときは生地の反物を並べておく畳のスペースが
会社の売り場(ショールーム)にありましたので、
「商社」というより「問屋」というイメージでした。

その会社で11年間、私は初の女性総合職として仕事をさせてもらいました。
そこでは毎月商販会議というものがありました。
当月の売り上げの見通しと、予算に達していない場合は
次月以降何で売り上げを上げていくのかを商品部(仕入れ担当)と
販売部(販売担当)全員が一同に集まって話しをする場でした。

当時、商品部と販売部は責任分担があり、
商品部は商品開発、利益管理と在庫責任。
販売部は売り上げ、新規開拓、回収責任がありました。

繊維の会社でしたので商売はほとんど手形でした。
この回収責任を我々営業担当者は社長に徹底的に言われました。
手形管理と与信管理を、管理表に基づいてきちんと行うこと。
お得意先の締め日以降の帳合(売り上げを上げること)はできるだけ避けること。
(例えば20日締めの会社に21日に帳合をしたら、回収までの期日が長くなるため)
などなど。。

さらに営業担当には半年に1度の帳面合わせが義務づけられていました。
お客様の会社にうちの会社に対する買掛金の残高確認書を送って
うちの売掛金の残高との照会を行うのです。

帳面合わせをすることで、勝手に値引き処理をされていたり
お客様の担当者が仕入れを上げてくれていなかったりしていることを
発見して早期に交渉を行うことができます。

当時の社長が言われていた、「営業は回収してナンボ。さらに手形を落としてナンボや。
きちんと始末はつけてや」と言われたことが、
会社を辞めて13年経っても一番印象に残っていることばです。

回収をきちんとするためには、売り先を選ぶようになります。
支払いがきちんとしている会社は他の会社も売りに来るので
競争は熾烈になりますが、売るために頭も使うようになります。

支払いがきちんとしていない会社は、在庫管理もルーズな会社も多く
どんどん買ってくれますが、与信管理をきちんとしていないと
倒産にかかってしまうケースもあります。

「回収をきちんとしろ」と言われることで
商売をするお客様は選ばないといけないということも
学んだ気がします。

新卒で入社して学んだことって、自分の根っこになるもんなんですね。
昨日、息子が友達と冒険旅行に行っておりまして
私が立て替えてあげていた友達の分の切符代の回収が全額できていなくて
息子に、「最後の1円までピッチリ回収しておいで!」と叱ったことから
前の会社で散々社長に言われていた「始末をつけることの大切さ」を思い出した次第です。


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