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2012年05月17日(木)更新

オススメ本 『安藤忠雄・仕事をつくる』

『安藤忠雄 仕事をつくる』を読みました。



日経新聞に連載をされていた「私の履歴書」をまとめたものなので
一度は新聞で読んだ内容でしたが、まとめて読むと
安藤さんの生き方や考えがずんずん伝わってきました。

中に挿入されている安藤さんが設計をされた代表作品の写真が
とってもキレイです。

安藤さんのお名前はもちろん知っていましたが
どんな考えでお仕事をされているのかなどは
全然存じ上げませんでした。
「建築家」として成功されている人というイメージしか
なかったです。

そして今も大阪で仕事を続けておられることも
初めて知りました。

大阪の中之島に桜を植える活動など
大阪のために精力的に活動をされてきたことも
初めて知りました。

大阪はそもそも商人の街であり
官に頼らない市民主導型でまちづくりをしてきたという
歴史があるそうです。

安藤さんの本を読んでそんな大阪のことを誇りに思いましたし
私も大阪人のひとりとして大阪をもっと盛り上げていかなアカンなって
思いました。

そして成功をする人も最初からその舞台にあるのではなく
自分の信念を持ちながらも、
「何のために」「誰のために」を現場で学びながら
柔軟に自分を進化させていき、やがて成功の舞台に上がっているのだと
いうこともわかりました。

ご本の中でも紹介をされていた
サントリーの佐治敬三氏の「やってみなはれ」という言葉を
私も胸に置いて、どんどん前を向いて進んで行こうと思います。


2012年05月17日(木)更新

弁当つくりに学ぶ段取り力

今年の春から息子が中学生になり、息子のお弁当つくりもスタートしました。
息子のお弁当はほぼ毎朝フェイスブックにアップをして
「いいね!」をたくさんゲットしております。
(写真は本日のお弁当です)



3年前に娘が中学生になったときから始まったお弁当つくりは
それまでの私の生活スタイルを一変させるような大きな出来事でした。

私は超夜型人間で、明け方5時まで起きていることはできるけれども
一旦寝たら、朝5時に起きるのは無理!な人間です。

低血圧で朝はボーっとしているのに、朝から包丁や火を使って
決められた時間に複数のおかずを段取りよく調理しないといけない
お弁当つくりは「苦行」といってもいいくらいです。

仕事のスタイルも今までは昼間はお客様との面談などの業務をやり
夜は執筆やセミナーの資料作成、お客様の就業規則の作成など
自分仕事をこなす、という形でやってきました。

特に執筆については、夜中シーンとした中で
黙々と書くというのが自分にあっていて
明け方3時、4時までコツコツやっていました。

ところが弁当つくりが始まってからは6時起床が必須なので
(小学生のときは7時15分起床で大丈夫でした)
もう夜中まで仕事はできません。
寝坊をしたら、子ども達のお昼ごはんがなくなってしまうからです。

パンを買って持たせる作戦ももちろん可能なんですが
買い弁(パンなど買って持って行く弁当をこういうそうです)は
出張や本当に体調が悪いときの切り札に置いておきたいと思うと
やはり6時起床が必須になります。

さらに弁当つくりは当日だけではなく
食材の買い出しという事前の段取りも必要になってきます。
毎日スーパーが開いている時間に帰宅できるわけではないので
事務所の近くのスーパーで出かけたついでに買い物をしたり
色々まとめ買いをしたり、何もおかずがないときのために
冷凍食品を買ったりが必要になります。

気温があがってきたので、さらに早めに起きて
早めにおかずをつくってお弁当をさます必要がでてきました。
そこで最近覚えた技が前日に野菜などを切っておいたり
湯がいておいたり、揚げ物のときは衣をつけておいたり
できるところまでやっておくことで、朝の調理時間を
大幅に削減できることを発見しました。

今日も実は30分も寝坊をしたのですが、
昨晩、野菜を切っておいたり段取りをしていたので
写真のお弁当をつくることができました。

息子が高校を卒業するまで6年間お弁当つくりが続きます。
さらに、きっとこれからクラブの朝練や体育祭の練習などで
もっと早い時間に起きてお弁当をつくらなくてはならない日もあるでしょう。

めっちゃしんどいですけど、私が中学生や高校生のときに
自分の母親に文句を言われた覚えはないので、
私も文句を言わずにやり遂げようと思います。




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