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2012年02月23日(木)更新

お江戸の美味しいお料理と『みをつくし料理帖』

先日、東京出張の際にお客様にお食事に連れていっていただきました。
公認会計士さんと、担当者の方と4人で赤坂のふぐとおそばが美味しいお店に
連れていっていただきました。
(とっておきのお店らしくお店の名前は非公開で、と釘を刺されております・笑)

大阪で何度かこのメンバーでお食事をさせていただいております。
みんな美味しいモノが大好き、お酒も大好き。
お客様は元商社マンで世界各国を飛び回っておられたので
話題も豊富でとっても楽しいお酒なのです。

「東京に来たときはぜひ声を掛けてください」と言われていたのですが
なかなか実現せず、今回、年賀の挨拶メールをいただいたことから
「東京でおそばが食べたいです!」とお願いして、今回の宴席が実現した次第です。

当日いただいたお料理の一部をご紹介します。

(ふぐの刺身・・江戸ではてっさとは言わないようです)



























(ふぐの白子焼)




























(鯨ベーコン)



























(〆はおそばで)




























■その席でお客様と会計士さんが揃って私に薦めてくださった本がこちら
(今後引き続き宴席にご一緒させていただくための「課題図書」らしいです)




















『みをつくし料理帖』(高田 郁)
(シリーズもので現在6巻まで出ています)

大阪から出てきた18歳の澪が江戸で上方の味と江戸の味を調和させながら
お料理をつくっていく話です。
澪は小さいときに両親を水害で亡くしたつらい過去があり
江戸には、大阪で奉公していた料亭のご寮さんと一緒に来ています。
大阪の料亭は火事で焼け、江戸で息子が支店を経営していたので
息子を訪ねて江戸までやってきたのですが、店は他人の手に渡り息子は行方知れず。

主人公の澪のがんばり、そして、澪との貧しい暮らしの中での
ご寮さんの行動や言葉は、人間は目先のお金があるないではなく
人の上に立つという意識を持って行動ができるかどうかだって
ご寮さんを見ていると感じます。

澪の行き先には数々の苦難が待ち受けているのですが
それを乗り越え立ち上がる姿に勇気をもらうことができます。

昨日、帰宅してから一気に第1巻を読み終えました。
もっと続きを読みたかったので、今日は2冊持ち帰る予定です。
とってもとってもオススメです!ぜひぜひ!



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