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2012年12月12日(水)更新

非常識社員がいなくなった会社の話

新刊『社長!「非常識社員」はこう扱いなさい』が発売になって1か月が過ぎました。




おかげさまで月刊人事マネジメント労働新聞など、企業の人事労務担当者が読者層である
媒体でもご紹介をいただいております。



(人事マネジメント12月号 あとがきのあとがき)




(労働新聞 12月10日号) 


発売時に献本用に200冊以上手元に準備したのですが
現在事務所にある在庫は3冊。
献本以外に、お客様や税理士さんなどが、
「自分の周りの人達にも配りたいから」とまとめ買いをしてくださったので
驚異の消化率(?)で、補充が必要な感じです。

私は新刊が出ると顧問契約をいただいているお客様には
訪問してお届けをするようにしています。
やっと昨日、最後の1社に訪問することができました。

そちらの会社は、創業者の息子さんが窓口でお仕事をさせていただいています。
年明け早々に息子さんが社長に就任されることが決まっています。
実際は10年以上前から、息子さんが陣頭指揮を執られていたので
今回は名実共に社長就任という形になります。

新刊をお渡しして、新社長がおっしゃったこと。

「うちにもこんな社員おりましたわ。ホンマに困らされました。
でも今はいてません。なんでやと思いますか?
現場で、皆の目が光ってるからですわ。
「そんなんやっとったらアカン」って言うてくれるからです。

本にも書いてはるみたいやけど、人間っていうのは
周りに引きずられるものちゃいますか?
みんな、ちゃんとしてたら、ちゃんとでけへん人は
耐えきれやんと、自分から辞めていきますわ。

でもそこまで来るのに、うちも時間がかかりましたし
色々勉強もさせてもらいました」


井寄:「社長のところはどないして、そういう職場をつくりはったんですか?」

「やっぱり人ですわな。今、現場で管理をやっている人間は僕が採用して
育ててきた人ばかりです。やっぱり採用のときに、
人となりをじっくり見極めやなあきません。
ほんで、この人やと思ったら信頼してどんどん仕事を任せていくんですわ。

やっぱり採用と、信頼関係ちゃいますか」



まさに!本書第5章で紹介をしている「戦わずして勝つ方法」を実践されているといえます!

実は本書は書店さんでも「採用の本」と一緒に並んでいるようです。



(丸善 丸の内本店さんでの様子 担当編集さん手作りPOPが光っています)


今、目の前にいる非常識社員への対応のみならず
非常識社員を会社に侵入させないためにも
ぜひぜひご一読いただければ幸いです!

井寄奈美 最新刊 『社長!「非常識社員」はこう扱いなさい!』

2012年12月12日(水)更新

拙著をお読みいただいた青森の会社からコンサル依頼が!

昨日、拙著をお読みいただいた青森の会社からコンサル依頼をいただき
急遽年末に2泊3日で青森に行くことになりました。

先方の担当者と連絡がついてから正式決定するまでわずか2時間。
意思決定の速さのスピードも波長がばっちり合うようです。

経営者の方から直接お電話をいただいたのですが
私は外出中だったので直接お話はできず、
どの本をお読みいただいてご依頼に至ったのかは確認ができなかったのですが、
書いている内容から、私の社労士としての考え方に共感をして
ご依頼をいただけたものだと確信しています。

旅費をご負担いただいてまで、青森に呼んでいただけるなんて本当に光栄で、
もう何が何でも絶対にお役に立つぞ!という気持ちでいっぱいです。

冬の青森は未体験です。年末最後のお仕事がんばってきます♪