大きくする 標準 小さくする

2012年11月14日(水)更新

年金事務所の調査

年金事務所から「健康保険及び厚生年金被保険者の資格及び報酬等の調査の実施について」という
お知らせが、当社向けに送られてきました。

私は社会保険労務士の仕事は「個人事業」で行っていますが
昨年9月に、個人事務所とは別に法人を立ちあげ
執筆・講演については法人で行うことにしました。

個人事業の場合、従業員数5人未満であれば
社会保険に加入する義務がありません。
(労災保険・雇用保険については加入義務あり)

しかし、法人は従業員がいなくても(代表者だけ)でも
社会保険に加入をしなければなりません。

うちの会社の場合、前期(昨年9月~今年7月)までは
役員報酬ゼロだったので社会保険に加入していませんでしたが
今期から役員報酬を取れるようになったので、それと同時に
社会保険に加入をしました。

今回の調査は新規適用になった事業所向けのものであり
帳簿等の整備状況を確認するものですし
もちろん何の不正もしていないので、全く後ろめたいことはないのですが
調査ってあんまり気がよいものではないですね。

これまで仕事でお客様の会社への調査に対応させていただきましたが
「調査」ってあって当たり前だし、仕事として淡々と対応してましたが
いざ、自社が調査を受けるとなると、「悪いことをしてるんじゃないか」と
疑われているようで、ごっつい気ぃ悪いです。

しかし、私が業務の一環として通常モードで受けている調査の連絡がきたときに
お客様は、多少なりとも嫌な思いをされているんだなってわかったことが
よかったです。

人を雇ってみて初めてわかったこと、事務所を借りて初めてわかったことなど
いくら頭で勉強をして、仕事として経験を積んでも
自分の身にふりかかることが何よりの勉強になるんだなと
改めて感じた次第です。

年金事務所の調査の方は
「私を誰やと思てんねん」の勢いでバシっと決めてきます!
(って社員もおらんし、決めるほどのボリュームないんですけど・・汗)