大きくする 標準 小さくする

«前の記事へ 次の記事へ»


それでもなお、人を雇い続ける

投稿日時:2011/06/27(月) 21:52rss

昨年末に約2年間勤務してくれていた事務員さんが退職し
今年に入って事務員さんが既に3回転しました。
まだ6月なので平均耐用年数2か月です・・・
(実際はもっと短いです・・)

退職された理由は人それぞれなのですが
さすがの私も谷底に突き落とされたくらいに落ち込みました。
うちの場合、職員さん1名と、前職の会計事務所で一緒に仕事をしていた
最強のパートナーが臨時職員として1名で仕事をしています。

臨時職員の彼女は週1~2回の出勤なので、
事務員さんは、ほぼ私と1対1の勤務になるわけで
よっぽど私って一緒に居辛い人間なのかなぁとか・・・

普段、ほっといてもひとりでしゃべっている、というイメージかもしれませんが
事務所ではめちゃ寡黙です。
ある事務員さんには「機嫌が悪い」と表現されてしまったのですが
「機嫌が悪い」のではなく、限られた時間に、
仕事をやり遂げてしまわなければならないので、とりあえず必死なのです。

事務員さんにやってもらうこと、はあらかじめ決めているので
その作業さえやってもらえれば、自分だけ忙しくて、
事務員さんが手すきでも、私自身は全然気にならないのですが
(事務員さんにそれだけのスキルがまだ身についていなければ仕方がないので)
ポツンと取り残された事務員さんはそうは思っていなかったようです。

事務員さんが退職されるたびに心傷つくけれども
傷ついているだけでは得るものはないので
この痛みを次につなげるべく毎回プチ改善を試みております。

現在、採用面接の真っ只中なのですが、次の事務員さんが決まったら
思い切ってもうひとり採用をする予定です。
予算の関係でもうひとりはパートさんになりそうですが
職員さん同士で仕組みをつくって仕事をしてもらえるようにしようかと。

さらに、会計事務所のときに散々言われていた
「業務の標準化」がうちは全くできていなくて
「まかせられない」=「自分の頭の中でしかわかっていない」ということなので
この際、仕組みつくりを徹底して、さらに大きな事務所になっても耐えられるような
土台をつくっていきたいと思います。

元々自分ひとりで始めた仕事なので、またひとりに戻るのもいいかなぁと
考えたこともありましたが、仕事のクオリティも下がってしまうので
組織で対応して、私の手をできるだけ空けるようにしておこうと思います。

事務員さんの相次ぐ退職にくじけていた私を励ましてくれた本がこちら。

『柳井正の希望を持とう』
(朝日新書)

20110627_2.jpg










柳井さんもお父様の会社を継いだときに、社員が次々に退職していき
7人いた社員で残った人が一人だったらしいです。

(以下本文より)
一人でやるにあたって、私がまずやったことは、習慣のようになっていた日々の仕事を
自分なりに分析して「文章化」したことだ。(中略)そうやって整理して、自分の頭で理解し
少ない人数でもできるよう新しいルールをつくっていった。若い女性社員を一人採用したこともあり
彼女に説明するために仕事を「見える形」にしたのだ。


この本を読んでいて、くじけずにまたやってみようという気持ちになりました。
今、ちょうど自分一人の職人稼業から、組織への移行期だと思うのです。

起業して、軌道に載せるまでも大変でしたが、組織にしていくのも苦戦しております。
でもこれを乗り越えたら『稼げる社労士の集客術』の続編
『稼げる社労士の正しい組織のつくり方・職員の育て方』が書けると思うので
その日を夢見てがんばりたいと思います!



トラックバック一覧

コメント


東京での出版記念パーティでは大変お世話になりました。
ブログ拝読させていただきました。

私も事務所内ではまったく寡黙で、しゃべるのは一段落着いたときくらいです。この仕事はどこの事務所もきっとそうなんだろうな(地味!)と改めて思いました。

いいスタッフさんが来るといいですね!

Posted by 社労士 土屋信彦 at 2011/06/28 10:52:48 PASS:

土屋先生、こんにちは!
こちらこそ東京のパーティではお世話になりました。

先生も寡黙チームの一員なのですね!
よかった!私だけじゃなくて(笑)

会計事務所で勤務をしているときは
私のパソコンに「話すときは声を小さく!」って
書いて貼られてましたけどねー。
雇われている側にいるときと雇う側にいるときと
こんなに変わるもんなんですねー。自分でもビックリです

Posted by いよりなみ at 2011/06/28 16:54:34 PASS:
名前:
メールアドレス:
コメント:
ファイル
f255fb9b4d98d563af2ef2b0770e3ac9.png?1534851622
画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

20141009bnr.jpg

会社概要

人事労務に関するコンサルタント業/セミナー運営/社会保険労務士業

詳細へ

個人プロフィール

詳細へ

最近の記事

このブログの記事タイトル一覧(904)


<<  2018年8月  >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

コメント一覧

最新トラックバック

  • ルイヴィトン 店舗 from ルイヴィトン 店舗
    【明大生との一問百答】上司からアドバイスを引き出す方法 - 井寄事務所 代表 井寄奈美
  • 井寄奈美「著者デビュー5周年」に出席 from フレキシブルチューブ、ベローズの三元ラセン管工業株式会社 高嶋 博 社長の日記
    特定社会保険労務士で経営者会報ブログの会員でe製造業の会の会員でもある井寄奈美氏が2009年に「小さな会社の<トクする>人の雇い方・給料の払い方」を出版してから4年間で6冊の本を執筆しています。 そこで著者デビュー5周年の感謝祭を開くということで招待されましたが、たまたま我社の年2回しかない土曜日出勤日に当たり第1部のトークイベントには出席ができず夕方からのパーティにだけ参加させていただきま
  • 僕らの味方 キューティーバニー from 男の魂と誇りを込めて・・・世界が震撼する日本の鞄 國鞄 社長 庄山 悟 の日記
  • 新刊書『社長!「非常識社員」はこう扱いなさい』を頂きました! from フレキシブルチューブ、ベローズの三元ラセン管工業株式会社 高嶋 博 社長の日記
    いつもお世話になっている特定社会保険労務士の井寄奈美さんが、6冊目の本『社長!「非常識社員」はこう扱いなさい』を㈱中経出版より出版しました。 その新刊書を10月30日発売なのに早々と送ってくださいました。 井寄さんの出している本は全て労働基準法や社員になどに対する対処など中小経営者の悩んでいることなどを解りやすく解説している本で経営者にお薦めの本です。 今回は権利のみを主張して労務の
  • 大阪府中小企業労働環境好事例集作成で井寄奈美氏の取材を受けます。 from フレキシブルチューブ、ベローズの三元ラセン管工業株式会社 高嶋 博 社長の日記
    大阪商工労働部から推薦され大阪府総合労働事務所のヒアリングを受け中小企業労働環境向上好事例選定委員会において、三元ラセン管工業㈱においては、文句のつけようがないという意見も出るなど高評価を頂き好事例企業50社の中の1社に選定されました。 その選定された会社に今度は社会保険労務士や中小企業診断士が訪問し取材を行い事例集を作成するそうです。 訪問される社会保険労務士や中小企業診断士さんはこちら